Re: よく分かる『隠州視聴合記』
投稿者: shuku_remus 投稿日時: 2006/08/15 22:28 投稿番号: [14865 / 18519]
te2222000さん
>恐らく「経済的な意味がある」というだけの理由で (イ)と(ハ)を同一視している
>のではないですか。
te2222000さんが、割注の「多竹魚海鹿」に「竹島の主な産物を書いたもの」
という "経済的な意味" を認められたのは、より良い理解への第一歩です。ところで
斉藤豊仙は、竹島の主な産物「多竹魚海鹿」に "経済的興味" を感じていたかどうか、
te2222000さんはどうお思いですか。
>それで、shuku_remusさんはご自分の推測にどの程度の自信をお持ちなのでしょうか。
どの程度の自信かとは大変むずかしいご質問です。あくまでもte2222000さん
と対応させて、下記のようにお答えしました。
#14845
| 竹島(現鬱陵島)に対する斉藤豊仙の思いについては推測であることに変わり
|ありません。ここにきてte2222000さんから見て、私の書き方に相当な自信を感じると
|すれば、それは議論を通して、te2222000さんの心の中に変化があったのでしょう。
#14863
| 付け加えますと、「竹島(現鬱陵島)に対する斉藤豊仙の思い」に関する私の推測
|には、te2222000さんとの議論を通してだけですが、その妥当性が認められるように
|なったと思っています。
>「地元漁民は、朝鮮半島が見える程に近いことから、朝鮮人との遭遇が起こることを
>懸念していた。しかし、斎藤豊仙は、実際に漁が妨害されたのであればともかく、
>40年に渡って漁の実施に問題が生じていないのだから、あえて正式な国境画定をする
>必要があるとは思わなかった」
実際に漁への妨害があったかどうか、漁の実施に問題が生じていなかったかどうか
分かりませんが、斉藤豊仙の国境画定へのスタンスは#14614で述べたように下記推定
しています。どの程度と言うことであれば、今回、te2222000さんの状況設定はこれに
さほど遠くないかも知れません。しかし国境画定については、必要性認識の有無より、
もともと権限が無かったと言うことであったと思います。
#14614
| 地方役人である斉藤豊仙には、もとより日本の国境について云々する
| 権限はなく、豊仙がここではっきり申し立てしても、対外的には何の効力もなく、
| 却って(余計なこととして)幕府から咎められることにもなりかねない。
| 従って、遠まわしにあっさり述べるにとどめた。
#14614
| 斉藤豊仙は隠岐郡代を務めたとのことです
|から、地元漁民が安心して漁を営むことには大いに関心があったと思われます。しかし
|当時は幕府の関心は薄く、国境の画定は地元の願望にとどまったのではないでしょうか。
>これまでのshuku_remusさんのお話を伺う限り、地元漁民の考えと斎藤豊仙の考え
>は区別して扱う必要がないほど一致しているとお考えのように見受けます。
私はそれほど踏み込んだ推定はしていません。
shuku_remus
>恐らく「経済的な意味がある」というだけの理由で (イ)と(ハ)を同一視している
>のではないですか。
te2222000さんが、割注の「多竹魚海鹿」に「竹島の主な産物を書いたもの」
という "経済的な意味" を認められたのは、より良い理解への第一歩です。ところで
斉藤豊仙は、竹島の主な産物「多竹魚海鹿」に "経済的興味" を感じていたかどうか、
te2222000さんはどうお思いですか。
>それで、shuku_remusさんはご自分の推測にどの程度の自信をお持ちなのでしょうか。
どの程度の自信かとは大変むずかしいご質問です。あくまでもte2222000さん
と対応させて、下記のようにお答えしました。
#14845
| 竹島(現鬱陵島)に対する斉藤豊仙の思いについては推測であることに変わり
|ありません。ここにきてte2222000さんから見て、私の書き方に相当な自信を感じると
|すれば、それは議論を通して、te2222000さんの心の中に変化があったのでしょう。
#14863
| 付け加えますと、「竹島(現鬱陵島)に対する斉藤豊仙の思い」に関する私の推測
|には、te2222000さんとの議論を通してだけですが、その妥当性が認められるように
|なったと思っています。
>「地元漁民は、朝鮮半島が見える程に近いことから、朝鮮人との遭遇が起こることを
>懸念していた。しかし、斎藤豊仙は、実際に漁が妨害されたのであればともかく、
>40年に渡って漁の実施に問題が生じていないのだから、あえて正式な国境画定をする
>必要があるとは思わなかった」
実際に漁への妨害があったかどうか、漁の実施に問題が生じていなかったかどうか
分かりませんが、斉藤豊仙の国境画定へのスタンスは#14614で述べたように下記推定
しています。どの程度と言うことであれば、今回、te2222000さんの状況設定はこれに
さほど遠くないかも知れません。しかし国境画定については、必要性認識の有無より、
もともと権限が無かったと言うことであったと思います。
#14614
| 地方役人である斉藤豊仙には、もとより日本の国境について云々する
| 権限はなく、豊仙がここではっきり申し立てしても、対外的には何の効力もなく、
| 却って(余計なこととして)幕府から咎められることにもなりかねない。
| 従って、遠まわしにあっさり述べるにとどめた。
#14614
| 斉藤豊仙は隠岐郡代を務めたとのことです
|から、地元漁民が安心して漁を営むことには大いに関心があったと思われます。しかし
|当時は幕府の関心は薄く、国境の画定は地元の願望にとどまったのではないでしょうか。
>これまでのshuku_remusさんのお話を伺う限り、地元漁民の考えと斎藤豊仙の考え
>は区別して扱う必要がないほど一致しているとお考えのように見受けます。
私はそれほど踏み込んだ推定はしていません。
shuku_remus
これは メッセージ 14864 (te2222000 さん)への返信です.
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