竹島

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

国際司法裁判所による解決1

投稿者: ban_wol_seong 投稿日時: 2006/05/21 22:26 投稿番号: [14352 / 18519]
   半月城です。
   つい最近、マンガ『嫌韓流』に対する反論本『「マンガ嫌韓流」のここがデタラメ』が出版されました(注1)。その中で私は第9話「竹島=独島の知られざる歴史」を執筆しました(注2)。
   割り当てのページ数はわずか20頁だったので、やむなくいくつかのトピックスを割愛しました。そのせいか、同書の読者や「半月城通信」の愛読者から国際司法裁判所に関する質問やら詰問のメールがいくつか寄せられました。

   とくに、5月15日には某局の番組「TVタックル」で国際司法裁判所が話題になったようで、その余波か「韓国が国際司法裁判所に応じないのは、勝つ自信がないからでは?」などという、うがった質問が寄せられました。
   同じような意見はここの会議室で何回もあったようように記憶していますが、そうした考えの人は、国際司法裁判所に関する拓殖大学・下條正男教授の考えをどう理解するのでしょうか?
   同氏は、CSスカパー256ch「ニュースの深層」5月15日放送の番組「竹島問題 現状と今後の課題」で30分以上熱弁をふるいましたが、その中で裁判による解決に反対し、こう語りました(注3)。
        −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
   それ(国際司法裁判所による解決)はやめたほうがいいと思いますね。韓国との間ではそこまでもっていかないで、交流をつづけるなかで問題を解決する道をさぐっていくのが賢明だと思っています。これは100年、200年後のことを考えて。
        −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

   国際司法裁判所にこだわる人たちは、下條氏が反対している理由を、日本は国際司法裁判所で勝つ見込みがないからだと単純に理解するのでしょうか?
   下條氏の発言を受け、キャスターである東海大学の金慶珠・助教授はこう続けました。
        −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
   多くの方が誤解されているのが、日本は国際司法裁判所にもっていきたいけど、韓国が拒否しているというんですが、そうじゃなくて両方とももっていきたくないと思っているんですね。
        −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

   この発言には他の3人の出席者から何の異議もだされませんでしたが、そのとおりだと思います。韓国はいうにおよばず、現在の外務省も国際司法裁判所での解決を望んでいないと思います。
   もし、国際司法裁判所での論戦ともなれば、そこで竹島=独島の史実が満天下に明らかになり、日本外務省の立場が苦しくなることは必定です。
   たとえば、明治時代の最高国家機関たる太政官が竹島=独島を朝鮮との関係で領土外と布告した事実が明らかになり、外務省の「固有領土」説が危うくなります。
   これに関連して、下條氏は今回の番組でこれまでの主張をドラスティックに変えたようで注目されます。二年前、同氏は太政官の布告について、太政官が竹島=独島を本邦に関係がないと「いうはずがない」と断言して、こう記しました。
        −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
   内務省は、「版図の取捨は重大の事件」であるため、翌年(1877年)、太政官の判断を仰ぐことにした。その審査では「本邦 関係これ無き義と相心得べき事」として、竹島(鬱陵島)と外一島は日本領ではない、という結論が下された。
   しかし、この太政官による審査は、十分とはいえなかった。「竹島外一島」の「一島」が、今日の竹島を指すのかそうでないのか、判然としないからである。もしその「一島」が今日の竹島だったとすれば、「本邦 関係これ無き」というはずがない。佐田白茅の報告を考察した際と同じ議論で、今日の竹島を日本領とする「書留」がすでにいくつもあったからである(注3)。
        −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(つづく)
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)