一時帰国してまいりました・・・・
投稿者: kana_ikeuchi 投稿日時: 2005/10/29 21:27 投稿番号: [12267 / 18519]
>続・此州ー隠岐は本邦北西の果てか 2005/ 6/29 19:06 [ No.10044 / 12265 ]
投稿者 :torezojp
> 【引用開始】
其沖に松島あり、上に松生て樹聞に荒園あり、長事二町ばかり、昔好事者此州に雉の無事を愁て、試に雲州より雌雄を渡して此に放つ、一年を経て終に亡と云(『続々群書類従』第九、四六五頁下段)
>「此州」の「此(この)』に対応すべき適当な固有名詞が存在しない。仮に「州」は「島」の意だとして、直近の「松島」が「此州」に該当するとしてみよう。「昔好事者」以下は、「昔ある好事家が、松島に雉がいないことを残念に思って、こころみに出雲国から雌雄の雉をつれてきて松島に放したところ、(繁殖に失敗し)一年後にはいなくなった」となる。しかしながら、島後周吉郡蛸木浦沖合いの松島に雄がいないからといって、隠岐国内の他所から連れてくるのではなく、わざわざ出雲国から雉を連れてくる、とする記述はいささか不自然な話である。「此州−にいないから「雲州(出雲国〉」より連れてきた、とする語の釣り合いからすれば、やはりここは「隠州(隠岐国)とするのが妥当だろう。「松島』が「此州」に該当するわけではない。この「州」は「島」の意とはならない。
>財団法人韓国文化研究振興財団-青丘学術論集2005年3
月「前近代竹島の歴史学的 研究序説」−「隠州視聴合記』
の解釈をめぐって」池内敏(P152)
【引用終わり】
>【torezojp】:
この「州」は「島」の意となるとすればなどと、時には発想を変えてみることも必要でなかろうか。
> 「昔好事者」以下は、「昔ある好事家が、松島に雉がいないことを残念に思って、こころみに出雲国から雌雄の雉をつれてきて松島に放したところ、(繁殖に失敗し)一年後にはいなくなった」・・・
> 「昔変わり者の物好きが松島に雉がいないことを物足りなく思って、試みに出雲(国)から雌雄の雉を連れてきて松島に放したところ、一年後にはいなくなった。雉には羽が有ることを忘れていたところが、いかにも変わり者の物好きらしい。恐らく道後にでも移り棲んでその子孫を増やしたことだろうよ。」
と読めないものかねぇ、そうすりゃ、愚老には裃を着た豊仙が「老子」のように思えるのだがサ。
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とれぞーさんは上のようにのべられています。じっさい、池内敏さんのご高説ととれぞーさんのお説とではどちらが正しいと思いますか。AHOさまなどは池内敏さんのご高説を取ると存じますけどどうでしょうか。下に、隠岐国 に雉子がいたことを詳らかにする例証をご紹介しますのでそれぞれでお考えいただきたいと存じます。
隠岐国産物絵図注書 隠岐国 (注1)
■,雉子はと,黒鴨,鸛(こうのとり),紅鶴(白鳥,とう鳥),鵜,鷺,青さぎ,ごいさぎ,鴎,鴛鴦,
浜千どり,鴫,杜鵑,鷽,雀,燕,鴨,四十雀,山雀,鶫,嶋つぐみ,真つぐみ,しんないつぐみ,
■子鳥(あつことり)鶸(ひわ),畫眉鳥(ほうしろ),繍眼児(ましろ),■(しめ),うそ,角鴟,啄木鳥,
ひすい,せきれい,みそさざい,もず,かこもり
注1:過去における鳥獣分布情報調査報告書
財団法人 日本野生生物研究センター
1987年3月25日
(1.調査目的
昭和61年度「過去における鳥獣分布情報調査」は,昭和60年度「過去における動植物分布情報
検討調査」の結果をうけて実施された.昭和60年度の検討調査では,過去の文献を動植物分布の
情報源として利用する際の方法論についての検討がなされた.その結果,享保・元文期の産物帳
を始めとする,情報源足りうる文献の概要や,その検証手法が明らかにされた.また,ケーススタ
ディとして獣類の一部について分布図作成が試みられた
投稿者 :torezojp
> 【引用開始】
其沖に松島あり、上に松生て樹聞に荒園あり、長事二町ばかり、昔好事者此州に雉の無事を愁て、試に雲州より雌雄を渡して此に放つ、一年を経て終に亡と云(『続々群書類従』第九、四六五頁下段)
>「此州」の「此(この)』に対応すべき適当な固有名詞が存在しない。仮に「州」は「島」の意だとして、直近の「松島」が「此州」に該当するとしてみよう。「昔好事者」以下は、「昔ある好事家が、松島に雉がいないことを残念に思って、こころみに出雲国から雌雄の雉をつれてきて松島に放したところ、(繁殖に失敗し)一年後にはいなくなった」となる。しかしながら、島後周吉郡蛸木浦沖合いの松島に雄がいないからといって、隠岐国内の他所から連れてくるのではなく、わざわざ出雲国から雉を連れてくる、とする記述はいささか不自然な話である。「此州−にいないから「雲州(出雲国〉」より連れてきた、とする語の釣り合いからすれば、やはりここは「隠州(隠岐国)とするのが妥当だろう。「松島』が「此州」に該当するわけではない。この「州」は「島」の意とはならない。
>財団法人韓国文化研究振興財団-青丘学術論集2005年3
月「前近代竹島の歴史学的 研究序説」−「隠州視聴合記』
の解釈をめぐって」池内敏(P152)
【引用終わり】
>【torezojp】:
この「州」は「島」の意となるとすればなどと、時には発想を変えてみることも必要でなかろうか。
> 「昔好事者」以下は、「昔ある好事家が、松島に雉がいないことを残念に思って、こころみに出雲国から雌雄の雉をつれてきて松島に放したところ、(繁殖に失敗し)一年後にはいなくなった」・・・
> 「昔変わり者の物好きが松島に雉がいないことを物足りなく思って、試みに出雲(国)から雌雄の雉を連れてきて松島に放したところ、一年後にはいなくなった。雉には羽が有ることを忘れていたところが、いかにも変わり者の物好きらしい。恐らく道後にでも移り棲んでその子孫を増やしたことだろうよ。」
と読めないものかねぇ、そうすりゃ、愚老には裃を着た豊仙が「老子」のように思えるのだがサ。
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とれぞーさんは上のようにのべられています。じっさい、池内敏さんのご高説ととれぞーさんのお説とではどちらが正しいと思いますか。AHOさまなどは池内敏さんのご高説を取ると存じますけどどうでしょうか。下に、隠岐国 に雉子がいたことを詳らかにする例証をご紹介しますのでそれぞれでお考えいただきたいと存じます。
隠岐国産物絵図注書 隠岐国 (注1)
■,雉子はと,黒鴨,鸛(こうのとり),紅鶴(白鳥,とう鳥),鵜,鷺,青さぎ,ごいさぎ,鴎,鴛鴦,
浜千どり,鴫,杜鵑,鷽,雀,燕,鴨,四十雀,山雀,鶫,嶋つぐみ,真つぐみ,しんないつぐみ,
■子鳥(あつことり)鶸(ひわ),畫眉鳥(ほうしろ),繍眼児(ましろ),■(しめ),うそ,角鴟,啄木鳥,
ひすい,せきれい,みそさざい,もず,かこもり
注1:過去における鳥獣分布情報調査報告書
財団法人 日本野生生物研究センター
1987年3月25日
(1.調査目的
昭和61年度「過去における鳥獣分布情報調査」は,昭和60年度「過去における動植物分布情報
検討調査」の結果をうけて実施された.昭和60年度の検討調査では,過去の文献を動植物分布の
情報源として利用する際の方法論についての検討がなされた.その結果,享保・元文期の産物帳
を始めとする,情報源足りうる文献の概要や,その検証手法が明らかにされた.また,ケーススタ
ディとして獣類の一部について分布図作成が試みられた
これは メッセージ 1 (ritiarno さん)への返信です.
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