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>工芸家として

投稿者: kuuboakagi00 投稿日時: 2005/08/20 02:27 投稿番号: [28838 / 43168]
どうも、始めまして。

言われることはよくわかりますよ。

私の親も職人です。

>仏師にしても絵師にしても陶芸家にしても数代前までは職人であり、技術者であって、芸術家という位置づけは近年なされたものです。

私の田舎の家の近くに大分の竹を使った「職人」がいまして、結構賞などももらっているようです。その繊細な工作は目を見張るほど素晴らしいそうです。この人を職人と呼ぼうが、芸術家と呼ぼうが、言葉の問題のようにもおもえます。

>で、私の場合も「自分一代の技」を追求しております。

>これは師匠から受け継いだものでも無く、技法はあくまで土台でしかありません。

>ですから名門「楽家」にしても一代一代特徴が違っております。

そう言う精神構造そのものをいいましたので、言われることはよくわかります。

>>伝わるもの、継承されるものは、形象なのですから、

>私の場合は陶芸の世界に生きておりますが、過去の優れた作品からは作り手の哲学を感じ取る場合が有ります。

>それは根底にある技法をよく理解している場合によく起きる現象ですが、その作り手が表現したかった「自我」がよく伝わってきます。

上に述べたこととの関連で、ここの所も分かります。


現代浮世絵で有名なA版画工房のマスター彫師が彫った、日本画家渡部岱龍の絵を元にした浮世絵300部刷りの見本ずりを見たときに、その素晴らしさに思わず予約して買ってしまいました。

その人の仕事場をみたことがあるのですが、評判では江戸の彫師に遜色ない技術であろうとのことです。髪の毛一本までも掘り込むその人を職人と言うか、芸術家と言うか、言葉の問題だと感じました。本人はもちろん、俺は職人といっています。

その技法も先人のフォルムがなければ成り立たなかったものであろうと思っています。
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