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江戸前寿司①

投稿者: samurai_03_japan 投稿日時: 2004/09/16 16:59 投稿番号: [12443 / 43168]
江戸前寿司は...

ソバよりぐっと安く、スピーディー! 町売りに刺身売もおり、客は器を持って買いにでた。
器のない客にはアワビの殻に盛った。こはだ鮨売りは、"こはだのすゥ" といなせに売り歩いたという。
すし屋で一個4文、8文。
ソバは丼鉢に盛って、だし汁をかけた「かけ」が16文、天ぷらソバが32文、玉子とじが32文。
ちなみに上酒一合が40文。

酢をぶった即席ずしを江戸の持ちこんだのは、松本善甫という関西の医師で、延宝(1673−81)の頃。
これがせっかちな江戸の風土に合って人気を集め、"松本ずし"と称賛されて大繁昌。
これまでのように、あつらえてから何日目においでなさいという「おじゃれずし」から、客を待たせてつくる「まちやれずし」になった。
このころから、すし屋が独立。それまでのすしは、料理屋に注文してこしらえるものだった。
元禄(1684−88)直前には、四谷舟町
横丁の近江屋や駿河屋がすし屋として知られた。
のちに、深川富吉町にできた柏屋の"深川酢"、日本橋本石町の伊勢屋の"御膳箱酢"(まぜ酢、きり酢等)が頭角をあらわし、続いて宝暦(1751−64)には、京橋中橋の"おまん酢"が有名。
うすい丸桶を重ねて、古傘の油紙をかぶせたスシ売りが江戸の町に出現するのは、この頃。
両国や浅草などの盛り場に、すでに屋台見世が姿を見せていた。芝神明祭の名物ハモずしは、大変な人気だった。
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