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>「想像力」

投稿者: kuuboakagi00 投稿日時: 2007/01/10 23:27 投稿番号: [4932 / 7270]
>人間には育った環境
や周りの影響もあり僕自身も含め先入観や主観が働くことは否定できません

つとに、当方が主張していることであって、人間の考えや感じ方は、その環境による影響からのがれられない、と。

カール・マンハイム等のいう「存在被拘束性」。で、知識社会学なるものができた。

松本清張の「昭和史発掘」の分析になぜうそらしいものが多いかというのもこれで分かる。

貧しい少年時代を送り、他者から助けられることも無かった松本の精神の中には、「人が人のために、無償で何かしらよいこと(無償の行為)など行うはずがない」という考えが出来上がってしまった。そのような価値観で歴史を見ると、真実から離れてしまうことがある。

利益不利益はプラマイして、ゼロになるのが世の中だ(ゼロサム理論)の松本には2.26事件の解明はできない。で、関係者から、「笑うべき清張の愚論」などといわれる。プラマイしてもゼロにならないこともある(ノンゼロサム理論)ということを加味して正しい歴史が分かる。(ゼロサム理論は、共産主義のとる考え。被支配者階級から搾取したものは支配階級に行く。皮肉なことに、現実の共産主義自体がこれを実証している。エリティンの『告白』−共産党書記局に行ってみたまえ。そこには一般国民の手に入らない世界中のあらゆるものがある・・・で、この共産主義の実態も、「権力は政治体制のいかんを問わず、常に少数者の手にある、とする権力に対する一般的分析が妥当する。少数者法則、寡頭支配の鉄則)

人間はすべて存在被拘束性の下にある、ということを意識してものをかんがえるのと、そんなことは意識せずにものを考えるのでは、やはり結論の客観性に違いが出る。(但し、これもあまり定型化して考えるべきではないと思う。戦前、貧乏である故に共産主義者になったものもあるし、金持ちの自分の家が許せない、ということで共産主義者になったボンボンもいる。貧乏出身共産主義者と、金持ち出身共産主義者の対立など、今東光の物など読むと、本人の経験してきた現場が描かれていて結構おもしろい。貧乏出身を切り札にするのは、中国共産党や北朝鮮にも見られる現象で結構共通している。貧農出身は成分がいい・・・貧乏出身共産主義者の某傍若無人に腹を立てた今は、てめーら、這いつくばっていりゃいいんだ、といったとか)。

>実際に遠い外国で起こったことや遠い昔の歴史などは実体験できませんから
書籍などで得た知識、その他の資料から確実であろうと判断するのでしょう

私の生徒の一人に母親が中国人である学生がいる。その生徒は必ずしも中国シンパではなさそうで。

例えば南京事件をしらべるにしても、できるだけ多くの本を読むように。反対の立場から書かれた本をそれぞれ複数読んで、何が正しいかは自分が判断すればいい、と言っている。(中国の言う数は大いなるうそだが、虐殺はあった派というのもあるということも学べるであろう、と)。
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