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>ヤクザなどを厳しく弾圧いたしました

投稿者: kuuboakagi00 投稿日時: 2006/12/07 00:34 投稿番号: [4718 / 7270]
1961年の朴のクーデターのときも、最初にやった施策がソウルのチンピラ狩だったようですね。町中引き回しで、市民の喝采を博したとか。

家の倉庫に昭和30年代の新聞の切り抜きと文芸春秋がごっそりあります。親族の誰かが作ったもののようです。朴のクーデターの話もこれで調べました。

文芸春秋は、何冊かよんだのですが、塵アレルギーのある当方としては、触るだけで痒くなり、途中でやめました。そのなかに、山中峰太郎の「実録・アジアの曙」が連載されており、何回分かはよんだのですが、上の理由で途中でやめました。

で、このレスを機にネットで探し、注文しました。

山中峰太郎・実録・アジアの曙、実録アジアの曙・第三革命の真相、見えない飛行機、三冊で6千円(名古屋の古書店)。東京の古書店では、2番目の本だけで4千500円。なんだか得した感じがしました。

見えない飛行機は、ステルス機の話かな。楽しみ。

小説・「亜細亜のの曙」の紹介。


亜細亜の曙
(昭和六年発表)



言うまでもなく、山中峰太郎の代表作品の第一であり、日東の剣侠児・本郷義昭の代表作でもある。筋書きをくり返すのも面映いが、つまりは陸軍の軍事機密を盗み出した◯国根拠地に本郷義昭は潜入し、奴隷として働かされていたインド人王子ルイカールと協力して奪還するというものである。この◯国というのははっきり本文ではかかれていないが、おそらく米国であり、この根拠地巌窟城はフィリピンあたりにあると想像される。(当時フィリピンは米国の植民地だった)

波乱万丈、危機また危機の息もつかせぬ筋書きは、現在映画を見なれたわれわれには目新しくもないが、戦前にはじめてこの文章とであった少年達にとっては、新鮮な驚きだったであろう。三一書房版の月報に横田順弥がこうかいている。

「イアン・フレミングの007シリーズで、多くの友人たちが、あれはおもしろいといって読んでいるのに、ぼくにはちっとも、おもしろくなかった。現代世界でジェームス・ボンドがやっていることは、もうとっくのむかしに、本郷義昭がやっているのだ。(もっとも本郷義昭は、女性には手を出さなかったが)」

横田のいうとおりである。ただし本郷義昭にはボンドの女癖や酒癖といった「悪い」部分がないし、着るもの食べるものに対するこだわりもないので、いささか人物表現としてはものたりないところがあるのは否めない。しかし大洪水におそわれ、大地からただひとつ突き出した蟻塚に命をすくわれ、そのシロアリを口にして飢えを凌いだのもつかの間、こんどは敵に襲われるというスピード感は今でもけっして見劣りすることはなく、むしろ凡庸な後期のボンド映画よりも手に汗にぎるくらいである。
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