国際文化フォーラム「平和と文化」 続き
投稿者: usagigamemaimai 投稿日時: 2006/07/23 03:23 投稿番号: [4306 / 7270]
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〜続き〜
●日本からの文化発信
「シルクロードを通じて西から来た文化は日本で花開いたが、日本文化を逆に西へ持って行くことはできないのか」。客席からは、そんな質問が多かった。議論は日本からの文化発信の可能性に及んだ。
ユネスコの親善大使などとしての活動も多い平山氏が、アフガニスタンのバーミヤンにおける大仏破壊について話した。「復元したいと言う人も多いが、物として復元したら2度目の破壊になる。広島の原爆ドームのように破壊された姿をそのまま保存して、二度と同じことをしないとの誓いを象徴する文化遺産にしたらどうか。アフガニスタンの大統領にそう進言してきた」
山内氏は平山氏の活動を「文化的な外交」として、「日本人が日本から文化を発信している紛れもない例」と評価。さらに「日本・アラブ対話フォーラム」などの活動を挙げ、日本の文化発信の現状を紹介した。
ヌセイベ氏は「日本では様々な宗教、文化が共存してきた。中東ではユダヤ教、キリスト教、イスラム教が互いにあまりうまくやっていない。どうしたら共存できるのか。答えを提供できるのは日本だ」と指摘した。
続いてヌセイベ氏が提言した。「日本の文化や伝統を研究するセンターを世界各地に建ててはどうか。そうした施設が中東諸国にできれば、大きな力になると思う」
シロニー氏は「それはぜひともエルサレムにつくってほしい。日本の文化が広まるだけでなく、イスラエルやパレスチナの大学も平和を促進するだろう。ヌセイベさん、一緒にやりましょう。平山先生には名誉総長になっていただきたい」と応じた。マーチン氏も賛意を表し、会場は大いに盛り上がった。
〈出席者〉
(座長)平山郁夫
東京芸術大学長
(司会)山内昌之
東京大学教授
サリ・アンワル・ヌセイベ(パレスチナ)アリ・コドゥス大学学長
ベン・アミ・シロニ−(イスラエル)エルサレム・ヘブライ大学日本史・日本文化学教授
レノア・G・マーチン(米国)エマニュエル大学政治学部長
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これは メッセージ 4305 (usagigamemaimai さん)への返信です.
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