れRe: >提出したハルノートは一部を削除
投稿者: kuuboakagi00 投稿日時: 2006/01/11 05:05 投稿番号: [3277 / 7270]
tentative and without commitment とは、義務をおわせない、約束をおわせない、という意味ですが、まだ交渉があれば変更される余地があるのですから、この文章から双方の義務が生じるのではない、ということを主にいったにすぎないですね。この文章はアメリカ側の出したものにすぎないからです。アメリカの提案に対する枕言葉みたいなものです。全く当たり前のことです。合意文書ではないのですから。tentative and without commitment のかわりに、without qualifications(無条件、無修正、手直しをしない、留保なし)で日本が受け入れる(Japan shall accept the proposal without qualifications)などがはいっていれば、これはもう「確実に、実質的」な最後通牒です。
その文章の対象は日本ですから、確かに双方に関係がありそうですが、交渉段階の文章だから、without commitmentを使ったものです。
その文章の中に、Japan shall -- - とあれば、「日本は -- -するものとする」というように義務を表しますが、tentative and without commitment によって「まだ交渉の余地はあるよ」といいたいようですが、形式に捕らわれる必要はありません。「最後通牒」ではないのですから。
双方の合意文章にcommit、commitmentが使われていれば、それ大変強い意味になります。「我々は・・・を約束する、・・・を義務とする」という意味ですから。金融界でも、ある銀行が借款団に加わって、その合意文章に、commit、commitmentなる語が使われていた場合、それから抜けることは、約束違反となり、以後、その銀行は完全に信用を失います。commitment、without commitmentなどの語が重要な意味をもつのは合意文書(契約書、外交文書等)の場合のみです。一方の提案の場合はあまり意味をもちません。
従って、ハルノートが「実質的に」最後通牒に等しいもの、という点を変更する必要はありません。without commitmentが付いていようが、いまいが、関係のないことです。出したハル自身が、「実質的に」最後通牒ということは知っていたからです。without commitmentがついているから、「実質的にも」最後通牒ではない、というのはあまり意味のないことです。
原文引用文章を書いた人間は、この点についてピントがずれています。
契約文書、外交文書について知らない人間のようです。
その文章の対象は日本ですから、確かに双方に関係がありそうですが、交渉段階の文章だから、without commitmentを使ったものです。
その文章の中に、Japan shall -- - とあれば、「日本は -- -するものとする」というように義務を表しますが、tentative and without commitment によって「まだ交渉の余地はあるよ」といいたいようですが、形式に捕らわれる必要はありません。「最後通牒」ではないのですから。
双方の合意文章にcommit、commitmentが使われていれば、それ大変強い意味になります。「我々は・・・を約束する、・・・を義務とする」という意味ですから。金融界でも、ある銀行が借款団に加わって、その合意文章に、commit、commitmentなる語が使われていた場合、それから抜けることは、約束違反となり、以後、その銀行は完全に信用を失います。commitment、without commitmentなどの語が重要な意味をもつのは合意文書(契約書、外交文書等)の場合のみです。一方の提案の場合はあまり意味をもちません。
従って、ハルノートが「実質的に」最後通牒に等しいもの、という点を変更する必要はありません。without commitmentが付いていようが、いまいが、関係のないことです。出したハル自身が、「実質的に」最後通牒ということは知っていたからです。without commitmentがついているから、「実質的にも」最後通牒ではない、というのはあまり意味のないことです。
原文引用文章を書いた人間は、この点についてピントがずれています。
契約文書、外交文書について知らない人間のようです。
これは メッセージ 3275 (usagigamemaimai さん)への返信です.
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