>この上戦争なんか望んでいなかった
投稿者: usagigamemaimai 投稿日時: 2003/09/11 01:48 投稿番号: [291 / 7270]
hontonokotoga_shiritaiさん
こんばんは。
兎亀蝸牛と申します。
>大正(ご遠慮)デモクラシーより抜粋
私も読んでました。「・・・ラーメン・・・」の項にある当時の消費生活などの話も面白いですね。
>「戦前戦中まっ暗史観」は社会主義者が言いふらしたんです。
〜転向して牢屋にいない者も常に「特高」に監視されていた。
まっ暗史観と特高に少し関係のありそうな文をご紹介いたします。
(著者名で拒絶反応が出る人がいるかも・・・因みに、岩波現代文庫です)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
鶴見 俊輔
戦時期日本の精神史 1931〜1945
転向について
〜略〜
学生の間で流行語となったこの意味における「転向」が、治安維持法に基いて
不穏な言動の取り調べにあたっていた思想警察によって取り上げられることになりました。
治安維持法は1928年に改正公布されたものです。思想警察は急進派の大学生の考えを変えていく技巧を工夫して、転向のための技術を説く手引きの本を出版しました。転向は、投獄と拷問だけによってもたらされるものではありませんでした。池田克検事の書いた本によりますと、警察署長は、留置場から彼自身の署長の部屋に逮捕者を呼び出し、署長自身のイスに坐らせ、彼自身のポケットマネーからお金を出して、親子丼を外の店からとってやるべきだということです。(中略)食べているあいだに政治思想などのことについては何もいわないようにすべきだと書いてあります。ただ、きみのお母さんが心配しているよなどといえというのです。父親のことはあまりいってはいけないそうで〜略〜
転向に対するもう一つの条件となったのは、日本の人民大衆が満州事変を熱狂をもって迎えたことです。彼らの身をすりへらしての献身の対象であった人民が、彼ら自身の信念にまったく反対の目標を支持していたのです。そのときに彼らの感ずる人民からの孤立の感情、隣近所の人々と彼ら自身の家族からの孤立の感情は、彼らに転向を決意させました。1942年に警察のつくった統計によりますと、〜略〜転向の理由について転向者自身が述べた動機はつぎのように分類されています。信仰上2,21%、理論的矛盾の発見11,68%、拘禁による後悔14,41%、家庭関係26,92%、国民的自覚31,90%。〜略。
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>彼自身のポケットマネーからお金を出して、
さりげなく、公務員のあるべき姿も書いてあるのですね。
昔、新聞(たぶん、朝日か読売)に載っていた随筆にこんな内容のものがありました。
(何分、30年近くかそれ以上前のことなので大まかにしか覚えていませんが)
「戦時中の特高警察は都内の落書きまで取締ったというが、当時、特高の刑事だからといって、
特配(特別配給)がつくわけでもなく、仕事の成績は上げなければならない。
一日中街を歩いて、今日も何も見つからなかった、上司になんと報告しようか・・
ふと見た電信柱に落書きが・・読めば『不穏な』内容が書いてある。
しめた!明日からはこれを集めて報告書にしよう・・そんな姿が私には浮かんでくる」
書いた人の名前は覚えていませんが、戦時中に社会人の年齢になっていた人だと思います。
>核家族が完了
山本翁の本にはよく登場する言葉のようですね。
親子だけの家庭では「文化の伝承」は難しいのかもしれません。
そういえば、池波正太郎も江戸時代生まれのお祖父さんかお祖母さんと同居で育ったとか・・
なんだか、とりとめのない書き込みで済みません。
きのう読み終わった本「韓国民に告ぐ!」金文学、金明学
途中までの本「日本人と韓国人 なるほど辞典」コリアンワークス
・・・なんか、絶望的な気分になってます。
日本的感覚での韓国の魅力って何かありそうに思うんですが・・・。
兎亀蝸牛と申します。
>大正(ご遠慮)デモクラシーより抜粋
私も読んでました。「・・・ラーメン・・・」の項にある当時の消費生活などの話も面白いですね。
>「戦前戦中まっ暗史観」は社会主義者が言いふらしたんです。
〜転向して牢屋にいない者も常に「特高」に監視されていた。
まっ暗史観と特高に少し関係のありそうな文をご紹介いたします。
(著者名で拒絶反応が出る人がいるかも・・・因みに、岩波現代文庫です)
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鶴見 俊輔
戦時期日本の精神史 1931〜1945
転向について
〜略〜
学生の間で流行語となったこの意味における「転向」が、治安維持法に基いて
不穏な言動の取り調べにあたっていた思想警察によって取り上げられることになりました。
治安維持法は1928年に改正公布されたものです。思想警察は急進派の大学生の考えを変えていく技巧を工夫して、転向のための技術を説く手引きの本を出版しました。転向は、投獄と拷問だけによってもたらされるものではありませんでした。池田克検事の書いた本によりますと、警察署長は、留置場から彼自身の署長の部屋に逮捕者を呼び出し、署長自身のイスに坐らせ、彼自身のポケットマネーからお金を出して、親子丼を外の店からとってやるべきだということです。(中略)食べているあいだに政治思想などのことについては何もいわないようにすべきだと書いてあります。ただ、きみのお母さんが心配しているよなどといえというのです。父親のことはあまりいってはいけないそうで〜略〜
転向に対するもう一つの条件となったのは、日本の人民大衆が満州事変を熱狂をもって迎えたことです。彼らの身をすりへらしての献身の対象であった人民が、彼ら自身の信念にまったく反対の目標を支持していたのです。そのときに彼らの感ずる人民からの孤立の感情、隣近所の人々と彼ら自身の家族からの孤立の感情は、彼らに転向を決意させました。1942年に警察のつくった統計によりますと、〜略〜転向の理由について転向者自身が述べた動機はつぎのように分類されています。信仰上2,21%、理論的矛盾の発見11,68%、拘禁による後悔14,41%、家庭関係26,92%、国民的自覚31,90%。〜略。
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>彼自身のポケットマネーからお金を出して、
さりげなく、公務員のあるべき姿も書いてあるのですね。
昔、新聞(たぶん、朝日か読売)に載っていた随筆にこんな内容のものがありました。
(何分、30年近くかそれ以上前のことなので大まかにしか覚えていませんが)
「戦時中の特高警察は都内の落書きまで取締ったというが、当時、特高の刑事だからといって、
特配(特別配給)がつくわけでもなく、仕事の成績は上げなければならない。
一日中街を歩いて、今日も何も見つからなかった、上司になんと報告しようか・・
ふと見た電信柱に落書きが・・読めば『不穏な』内容が書いてある。
しめた!明日からはこれを集めて報告書にしよう・・そんな姿が私には浮かんでくる」
書いた人の名前は覚えていませんが、戦時中に社会人の年齢になっていた人だと思います。
>核家族が完了
山本翁の本にはよく登場する言葉のようですね。
親子だけの家庭では「文化の伝承」は難しいのかもしれません。
そういえば、池波正太郎も江戸時代生まれのお祖父さんかお祖母さんと同居で育ったとか・・
なんだか、とりとめのない書き込みで済みません。
きのう読み終わった本「韓国民に告ぐ!」金文学、金明学
途中までの本「日本人と韓国人 なるほど辞典」コリアンワークス
・・・なんか、絶望的な気分になってます。
日本的感覚での韓国の魅力って何かありそうに思うんですが・・・。
これは メッセージ 289 (hontonokotoga_shiritai さん)への返信です.
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