>安の思想
投稿者: J_Fooker 投稿日時: 2002/03/17 06:16 投稿番号: [919 / 3669]
>要約すれば近代化する世界と同じ土俵に立とうと云うことですね
彼の「東洋平和論」は完成を待たずして絶筆になってしまったので、私には詳しくは分からないのですが、
「近代化を東亜三国の連帯によって実現しよう」といった感じのものだったのでしょうか?
それは
「勝海舟が幕末に唱えたもののような雄大な構想力を持ったものだったのか?」
「福沢の文明論のような怜悧な分析に基づいたものだったのか?」
なども充分研究されるべきことじゃないかと思います。
また、具体的な提言だったのか、理想を語ったものだったのかという視点もありますね。
日露戦争に対する彼の賛美の評を見ている限り、彼が単純な「日本憎し」思想の持ち主でなかったことと、孫文やネルーのように帝国主義世界全体を意識していたことはある程度分かる気がします。
>自分の思想を宣伝する為に伊藤を利用した方法についての是非
これは私が日本人だからなのかもしれませんが、基本的には非だと思います。
日本の政治家を殺害した上で、東洋平和論を唱えたとして、それが日本人にどの程度説得力を持ったかはかなり疑問が残るところです。
安は近代化への道のりの険しさとパートナーの重要性を理解していたと思いますが、そのパートナーに対して不信感を植え付けてしまっては意味がないのでは?
政治・軍事的に直接効果を狙ったものとも思えませんし(安は鉄砲玉ではありますまい)、一方で「やけくそになった」では彼の人間性を過小評価し過ぎに思える
「裁判という公式の席で訴えたかった」という意見も聞いたことがありますが、それにしては彼の挙げた15か条の罪状には事実誤認やこじつけ的なものもあります。
またそれらは伊藤個人が責任をどうこう言われる性質のものでは全くない。
個人的には、「非常手段によって民族の自覚を促した」と言ったところではないかと思います。
自覚のないまま帝国主義に飲みこまれると、民族としては魂まで失ってしまう恐れがありますからね。
あるいは「事件の持つ宣伝力を通して自分の思想を訴えたかった」のかもしれません。
(AHOさんの言う思想を宣伝云々はこの意味でしょうか?)
彼に対する「義士」という評価は実に的を射た表現だと思います。
彼の「東洋平和論」は完成を待たずして絶筆になってしまったので、私には詳しくは分からないのですが、
「近代化を東亜三国の連帯によって実現しよう」といった感じのものだったのでしょうか?
それは
「勝海舟が幕末に唱えたもののような雄大な構想力を持ったものだったのか?」
「福沢の文明論のような怜悧な分析に基づいたものだったのか?」
なども充分研究されるべきことじゃないかと思います。
また、具体的な提言だったのか、理想を語ったものだったのかという視点もありますね。
日露戦争に対する彼の賛美の評を見ている限り、彼が単純な「日本憎し」思想の持ち主でなかったことと、孫文やネルーのように帝国主義世界全体を意識していたことはある程度分かる気がします。
>自分の思想を宣伝する為に伊藤を利用した方法についての是非
これは私が日本人だからなのかもしれませんが、基本的には非だと思います。
日本の政治家を殺害した上で、東洋平和論を唱えたとして、それが日本人にどの程度説得力を持ったかはかなり疑問が残るところです。
安は近代化への道のりの険しさとパートナーの重要性を理解していたと思いますが、そのパートナーに対して不信感を植え付けてしまっては意味がないのでは?
政治・軍事的に直接効果を狙ったものとも思えませんし(安は鉄砲玉ではありますまい)、一方で「やけくそになった」では彼の人間性を過小評価し過ぎに思える
「裁判という公式の席で訴えたかった」という意見も聞いたことがありますが、それにしては彼の挙げた15か条の罪状には事実誤認やこじつけ的なものもあります。
またそれらは伊藤個人が責任をどうこう言われる性質のものでは全くない。
個人的には、「非常手段によって民族の自覚を促した」と言ったところではないかと思います。
自覚のないまま帝国主義に飲みこまれると、民族としては魂まで失ってしまう恐れがありますからね。
あるいは「事件の持つ宣伝力を通して自分の思想を訴えたかった」のかもしれません。
(AHOさんの言う思想を宣伝云々はこの意味でしょうか?)
彼に対する「義士」という評価は実に的を射た表現だと思います。
これは メッセージ 910 (Am_I_AHO_1st さん)への返信です.
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