3・1運動、その未完の片側革命①
投稿者: bosintang 投稿日時: 2001/12/30 18:44 投稿番号: [377 / 3669]
〔分析〕君たち、よくも歴史歪曲なんて言えるね
〔2〕
3・1運動、その未完の片側革命
(政治/思想史を中心に)
日本帝国主義の侵略とそれへの反動として起こった朝鮮民衆の独立運動。これを説明するために、わが『国史(下)』は「III 民族の独立運動」という単元を別途に設けている。ところが、この単元の目次を見ると、ちょっとおもしろいことに気づく。この単元は
1.民族運動の動向
2.民族の試練
3.独立運動の展開
4.社会/経済的民族運動
5.民族文化守護運動
の5項に分かれている。ここでいちばん重要な部分、同時に「国史(下)」の執筆陣の執筆意図がチョーかっこよく、そしてモロ露骨に現れている部分が「1.民族運動の動向」という項だ。
この項は、いわば世界史的な流れから民族の独立運動を見ようという意図で編集されている。その論理は次のとおり。
第1次世界大戦が終わったあと、パリ講和会議で米国大統領をやってたウィルソンとかいう奴が、民族はそれぞれ自分勝手に振る舞う権利があるという民族自決主義を主唱し、植民地支配のもとに呻吟していたアジアは、いっせいに帝国主義に抵抗しはじめた。わが民族もこのような流れに乗って、いっせいに抵抗しはじめたのだ。ほれ、すげーかっこいいだろ?
ホントかいな、これ。どう考えても、米国大統領のウィルソンとかいうやつがいかによくできた人間か知らないが、そいつのひと言でアジアの民衆が総決起したっていうのは、ひどいデマ性(?)表現ではないか、との疑いの警鐘を鳴らさずにはおれないのだ。
(つづく)
これは メッセージ 376 (bosintang さん)への返信です.
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