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『イムジンガン』どう歌う3

投稿者: jgeilsbandfreak 投稿日時: 2009/11/20 08:09 投稿番号: [3564 / 3669]
  (韓国で歌われる『イムジンガン』は、1番はオリジナルどおり、2番は「臨津江の空高く/虹のかかる日/昔の友人が原野で/私の名を呼ぶとき/私の心、故郷の姿が/思い出の中に消えても/臨津江の流れを/分けることはできまい」となっていて、松山さんの影響を感じさせる)

■□
意識から消せない北韓の現実

  すでにラジオなどでリクエストの多かった『イムジン河』は、『帰ってきたヨッパライ』に次ぐフォークルの大ヒット第2弾になるはずだった。だが、13万枚のプレスが終わり、いざ発売という段になって事件が起きる。

総連の抗議で発売を断念も

  朝鮮総連が猛然と抗議し、北の歌であることと作詞作曲者名を明記すること、なお歌詞は原作に忠実にすることを求めたのである。東芝音工は総連の要求をのめるはずもなく、南北対立状況などへの政治的な配慮から発売を断念した。
  (その決定から9カ月後の68年11月、総連の指定した訳詞でザ・フォーシュリークが『リムジン江』のタイトルでレコード発売し、当時20万枚を売ったが、これも放送禁止扱いとなった)
  しかし、『イムジンガン』の生命力は強かった。発売断念の直後から、松山さんの詩になる『イムジン河』を残そうとする運動が起きたのをはじめ、今に至るまで韓国人と日本人と在日同胞とを問わず、何人何組もの歌手たちが松山さんの詩を、あるいは独自の詩をあの哀切に満ちたメロディーに乗せ、コンサートで歌い続け、アルバムに収録してきた。
  きたやまおさむ、新井英一、都はるみ、金蓮子、高石友也、ばんばひろふみ、杉田二郎、新垣勉なども名を連ねる。松山さん自身、34年後の02年、封印を解いて復刻版をプロデュースしている。
  「隣国の問題だけではなく、誰にもある親子や人間関係の断絶など、人と人の心を隔てる問題を語り合い、見つめなおすきっかけになれば」。松山さんが復刻に際して語った言葉の中に、この歌が根強い支持を得ている理由があるのだろう。
  だが、この歌には政治的な思惑が寄り添いやすい。北韓に従属・追従もしくはシンパシーを示す団体などが催す「統一集会」などで、分断の悲しい物語を語り、統一への情念を哀切に歌うことによって、北への冷静な対応を封印し、民衆を虐げて恥じない北独裁政権の責任を覆い隠そうとする傾向は消えていない。
  在日同胞がこの歌を歌うのであれば少なくとも、短時間のたった1回の面会さえほとんど不可能な南北離散家族のことを、北に身柄を押さえられたままの日本人拉致被害者とその家族のことを、そして凍土で呻吟する帰国同胞と里帰りもできないその日本人妻たちのことを、思い起こしたい。

(2009.11.18   民団新聞)


どこまでも日本頼みだな。
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