ちょうど100年前の韓国人
投稿者: mochikokuhou02 投稿日時: 2006/11/02 21:54 投稿番号: [3125 / 3669]
『最近朝鮮事情』 荒川五郎著 1906年刊のさわりを紹介します。86ページから「朝鮮の人」の章、全文。現代かな遣いに改め、読みやすくする範囲で句読点、ふるい当て字などもあらためました。
原文は国会図書館のHP、近代デジタルライブラリー※で無料公開されています。
出版地: 東京
出版者: 清水書店
出版年: 明39.5
ページ数: 268p
図版
大きさ: 23cm
NDC分類番号: 292.1
荒川五郎 (1865-1944)
著作権保護期間満了
地理、社会、経済などについて、朝鮮へ移住を考える者の手引きとするための一般向け読み物で、平易なわりに興味深く充実した内容をよくまとめています。
当時の韓国にはこれといった産業がなく、中国の安い絹糸などを人力で担いでくる仲介貿易も、貿易構造の変化で失業していました。海外からの投資や植民の受け入れが、逼迫した経済の袋小路に、雇用や技術移転、インフラ整備などの出口をもたらすものとして、どのみち歓迎されなくてはなりませんでした。従来、政治的偏向から民族感傷に重きが置かれるあまり植民地経済学は全く無視・わい曲されていましたが、真に学術的な見直しがもとめられています。
差別的な表現も含まれていますが、これはむしろ度重なるテロのため、後進性への同情(明治10年代)から一転、厳しい批判(20年代)をへて、ようやくユーモアに変わってきた当時の世論の傾向を見るべきで、「こんなんだから、大目に見てやれよ」という、あけすけでミもフタもない、当時の自然主義ヒューマニズムに基づいた写実的な語り口になっていることを理解して読んでみてください。
一部はすでにどこかのブログかスレで面白おかしく紹介されているようですが、ここでは韓国人じしんにより多くの正確な内容を知ってもらうため、ひとつの章を全文に近い形で翻文しておきます。
※ちなみにデジタルライブラリーはことしジフからJペグ一本に変わり画質が劣化、極端に読みにくくなっています。
これは メッセージ 1 (violla_21 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1835396/a2a1a53a5ja5a24xoa2bdqc0ra2a1_1/3125.html