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Re: 近代日本の教育と朝鮮 ⑨

投稿者: blueskyjapan2006 投稿日時: 2006/06/18 11:03 投稿番号: [2991 / 3669]
特科は、「教育令」の上では、1929年に廃止され、尋常科に代わった。

尋常科は、尋常小学校卒業程度の者を入学させ、終業年限を五年(女子四年)としたものである。

かたや普通科および演習科とい家庭は残され、設置されたのは、今までと変わることなく
京城師範学校一校のみであった。

わざわざ一年の差を設けて、朝鮮人により低い資格を与えようとした意図は明らかである。

さらに、尋常科のみ置く師範学校にも、第二部(普通学校教員養成)演習科のみ置くことができることとなった。

教員、施設の不足のため一年短い課程が作られたのではなく、日本人と朝鮮人を差別するために
二本立ての教員養成としたことは明らかである。

この第二部演習科は、日本人中等卒業者、特に実業学校卒業者を、朝鮮において初等教育教員として
用いようとするためのものであった。

当時の学務局長松浦鎮次郎は、「普通学校に於いて職業科の実績を挙げ、以て特に勤労を好愛するの
精神を涵養するの必要上、之が教師としての適任者を教養する為、実業学教卒業者を収容する
演習科をも設くるの要切実なるものある」(松浦鎮次郎   朝鮮教育令の改正に就て   朝鮮第168号、1929年(
と語っている。

また、尋常科の課程の内容を、普通科および演習科の課程とすれば、ここでもやはり重点がおかれているのは
終身、歴史地理、職業、図画、手工、音楽といった科目である。
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