椎名誠『からいはうまい』
投稿者: bosintang 投稿日時: 2004/12/06 23:28 投稿番号: [2349 / 3669]
−アジア突撃極辛紀行
韓国・チベット・遠野・信州編−(小学館,2001)
ソウルで見渡す限り朝鮮人参を売っている店を眺め,それから精力をつけるための犬料理(補身湯)であるとか,ソルロンタンであるとか,葛の根ジュースであるとか,とにかくそういったものばかりを眺め,はっと思い出したのは,朝鮮半島チンポコ論であった。
地図を逆さにしてみると朝鮮半島はユーラシア大陸からぐわりと屹立したチンポコの形に見える。国そのものがチンポコなのだから男たちは頑張らざるをえない,という妄想的結論がその晩我々の中から出てきたのだ。そしてその後考えていたのだが,北朝鮮と韓国の関係もそのチンポコ論で解けないのだろうか。
北朝鮮と韓国に一つの国が分離した。かねがねこの不幸な現実をさまざまな本を読んでいろいろ考えていたのだが,政治問題その他は抜きにしてとにかく徹底チンポコ論でいくと,北朝鮮も韓国も要は同じチンポコを構成している半島だ。けれど軍事境界線で分かれた先端部分と根元部分とに分裂してしまう。そのことに何かこの両国の不仲の根源が隠されているのではないか。つまり同じ一つのチンポコなのに,いい思いをしているのは半分から上,先端部分にある韓国ばかりで,その韓国を支えている根元の部分の北朝鮮は対極としてどうもあまりいい目を見ていない。自分たちがしっかり先端部分の屹立を支えているのに,こっちは寒いところでひもじい思いをしていなくてはならない。このあまりといえばあまりの快楽享受の差が,つまりは北朝鮮の嫉妬的怒りにつながっているのではないか。まあこんなことを書くとどこからどう怒られるかわからないけれど,韓国のいたるところで強壮をテーマにした料理を眺めていると,どうしてもそんな妄想に立ち入ってしまうのである。
280ページのうち半分以上,150ページが韓国に割かれています。あとは,チベットとワサビの遠野,辛味大根の信州。
これは メッセージ 1 (violla_21 さん)への返信です.
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