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内藤陽介『北朝鮮事典』

投稿者: kurukuruchoki 投稿日時: 2002/11/24 15:17 投稿番号: [1305 / 3669]
時節柄という訳けではありませんが、北朝鮮関連の資料を少し。
著者の内藤陽介は、週刊誌にも取り上げられたことのある人物で、切手を中心とした郵便資料を用いて、国家と社会、時代や地域のあり方を読み解く研究、著述、創作活動をやっているという実に珍しい経歴の持ち主。そして本書は、郵政学を駆使したという日本初の貴重(?)な新機軸の事典です。

しかし、北朝鮮のような閉ざされた国に於いては、切手などの国家が手がけられたものは、その内実を知るのにいい資料になります。とくに北朝鮮が発行した切手の種類は世界最大級といわれ、この前の金総書記と小泉首相の会談模様を切手にすぐ載せて発行するなど、実に熱心。中国やソ連などの大国の間を揺れ動く様子もよく観察するとわかります。

それから、朝鮮半島関連の事典類は大体、先方に迎合したものが出来上がりますが、この事典にはそのような記述が見当たらない。「主体農法」などの項は、北朝鮮における農業不振の大きな原因となったと、はっきり記述してあります(詳しい内容は本書にて)。

「高句麗」の項では、ただ、いついつの時代に建国し、だれそれが活躍したというだけではなく、北朝鮮では高句麗はどのような位置付けかとか、「金九」の項では、時代とともに評価が変わったなど北に絡めてよく書かれています。それに本書は、決して堅苦しい事典などではなく、内容はA・猪木の項があったりと、引く事典というよりもペラペラめくって読み込むという事典です。

私は、こういう他の書店では見られない本は、新宿の東急ハンズの横の紀伊国屋書店でよく見かけますね。
紀伊国屋書店といえば、二年半位前、明石書店の「韓国の歴史教科書」を発見したところ。

この前は、拉致被害者の曽我ひとみさんの家族にインタビューし、人権侵害ぶりを披瀝した、筑紫哲也、本多勝一、佐高信、落合恵子(学生時代に原宿で落合経営のクレヨンハウスで遭遇した記憶あり)など、粗相たる左巻きの御仁が編集委員を務めている「週刊金曜日」を購入しようとしましたが、「お品切れ」ということで手に入れられませんでした。

話がズレましたが、この事典の前小口を右にずらせば、偉大なる指導者、金日成主席が、そして左にズラせば、親愛なる領袖、金正日総書記が姿を現れます。共和国ではお二人の写真は新聞でも折り目を付けてはならないと聞きました。手垢がつくかもしれない事典を開く箇所に、このような細工を施してクレームが付かなかったのかと考えているのは私だけでしょうか?

『北朝鮮事典』   内藤陽介   竹内書店新社
http://www.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=30783642
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