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>>やはり

投稿者: bosintang 投稿日時: 2002/09/20 13:28 投稿番号: [1221 / 3669]
『忘れられない女』によれば,金賢姫が田口さんに初めて会ったのは1981年7月。招待所(工作員養成所)で共同生活をしながら日本人化教育を受け,別れたのが1983年3月。その後,ときどき噂を聞いたが,金賢姫の日本派遣が本格的に論議されはじめた1985年の夏に,突然消息がなくなった。

「86年7月30日に死亡した」という北の発表とは矛盾しない。


「私の考えでは,1970年代後半に対南工作に外国人を利用せよという金正日の指示に従って,外国人拉致が本格的に推進されたようである。
  要望が抜きんでて美しい人,家庭環境が複雑で行方不明になっても国際的な拉致事件と考えられにくい人,ある日突然蒸発しても家族と自国でたいした問題とされないような外国人,そういう人を選んで拉致したと考えられる。拉致した人に対し,徹底して思想教育を行い,自国あるいは外国で工作活動させようと計画したらしい。
  ところが,試験的に外国に送り込んでみると,その人たちはみな裏切って,北朝鮮当局を失望させた。結局「外国人は信じられない,それなら国内で工作員を養成したほうがましだ」という結論に到達した。
  北朝鮮当局は,いったん拉致してきた外国人を送り返すこともできず,そうかといって殺してしまうわけにもいかず,国内工作員養成のために利用するようになったのである。
  そんな話を聞いても,当時の私は,人間的には彼らを哀れに思ったが,常に賢明な党がよく考えたことであり,また党が偉大な祖国統一の課業を達成するためにおこなっていることだから,そんな犠牲は取るに足らないものだ,と考えていた。
  いまになって振り返ってみると,北朝鮮は罪のない無辜の人たちを拉致して苦痛のなかで死へと向かわせる,許すことのできない馬賊の集団とも思える」
(『忘れられない女』より)
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