新しい「親日派」の出現
投稿者: bosintang 投稿日時: 2002/08/22 09:52 投稿番号: [1151 / 3669]
onyankoさん,いつも弁明の売れ行き報告,ありがとうございます。
ストーカーはどっかへ行きましたか(笑)。
正論 (2002/08/20産経新聞朝刊)
明治大学教授 入江隆則
【新しい「親日派」の出現】
日本の韓国合併を「最善の道」と結論 ≪日本の近代史温かく見守る≫
アジアに新しい「親日派」が出現している。これは興味深い現象である。しばしば、戦後の日本人の歴史観は、自虐的だったと言われてきた。しかしそういう風潮のなかでも、日本の近代の歴史をいつくしみ、温かく見守ってくれるアジア人がいないわけではなかった。台湾出身の黄文雄氏や金美齢氏、韓国出身の呉善花氏らは、そういうアジア人だった。
今度、韓国の金完燮(キム・ワンソプ)氏がそのなかに加わった。最近日本で翻訳刊行された「親日派のための弁明」(草思社)の著者である。この本は韓国では「青少年有害図書」に指定されて、現在は事実上の発禁処分になっているらしいが、日韓両国民にとってむしろ有益な、必読書だと私には思われる。
金完燮氏は日本と韓国の近代史に正面から取り組み、数多い資料を駆使して、日韓併合という、ややもすると正視するのが避けられがちな難問の核心に迫っている。日本が韓国を併合したのは、日韓両国民にとってそれ以外になかった最善の道であり、韓国人にとってそれは「幸運」と「祝福」だったというのが、金氏が到達した結論である。 ≪日本に媚びた主張にあらず≫
日本が朝鮮を併合したのは、ヨーロッパの列強がアジアに「植民地」を持ったのとはまったく意味が違い、「日本にとっての朝鮮と台湾の統治は、隣の店舗を買いとって店を拡張するような行為」であったと金氏は言っている。「自分の住まいであり職場でもある商店を経営する貧しい商人が、苦労して隣の店を購入することになったら、その人は新しく手に入れた店を一所懸命改装し、すでにある店とあわせて相乗効果を得ようとするだろう。十九世紀末に台湾を、二十世紀初めに朝鮮を併合した日本の立場は」こういう小さな個人商店の主人のようなものだったと金氏は言う。「日本と合併することだけが、朝鮮の文明開化と近代化を達成できる唯一最善の道だった点について、当時朝鮮の志ある改革勢力のあいだに暗黙の合意があった」とも書いている。
実は金氏のような主張は、従来も日本の内外にないわけではなかった。たとえば最初に名前を挙げた黄文雄氏の「韓国は日本人がつくった」(徳間書店)という書物などにも、ほぼ同様の指摘がなされていた。
われわれが誤解してはならないのは、こういう主張が、日本に媚(こ)びてなされたのではないということである。こういうアジア人たちはいわば、日本の過去と現在のありのままの姿を、かれら自身の現在と未来のために必要としているからこそ、日本の近代史を肯定しているのである。それは金完燮氏の場合もまったく同様だと思われる。 ≪「大東亜連邦」創設の勧め≫
金氏は驚くほど率直な眼で、アジアの過去と未来を見据えて、韓国併合を含めた日本の近代史を肯定している。金氏はソウル大学で天文学を専攻し、二年間オーストラリアで暮らしたことはあるようだが、日本に来たことはないらしい。
金氏には日本に媚びねばならない理由はいささかもないし、今度の本が韓国で事実上発禁になった事実が示しているように、むしろ金氏にとって当面は不利な情勢であろう。そういう金氏が韓国とアジアの未来のために、再び自信を回復した日本が必要だと主張している点がまことに面白く、よく理解されなければならない点だと思う。
金氏は本書の中で、東アジアが南北アメリカやEU(欧州連合)と伍(ご)して生き残ってゆくためには、「大東亜連邦」を創るべきだと言っている。まず日本を八つの州に分け、韓国を三つの州に分ける。その上で台湾一州、ニュージーランド一州、オーストラリアに存在する五つの州をそれに加えて全十八州で、人口二億の「大東亜連邦」を構成する。その上で「一定期間をおいて北朝鮮と中国、ASEAN十カ国のなかで条件が満たされた国家を順次吸収していけば大陸へ勢力がのびていくことができる」という壮大なプランである。
「大東亜連邦は、中国の覇権主義に対抗するためにアメリカの軍事力に依存しているこの地域の安全保障上の不安を解消するのに効果的な方法でもある」と金氏は主張している。西洋に抵抗した日本近代史の全体が、こういう視野と構想の中で眺められているのである。魅力的な史観ではないか。韓国ではなぜこういう本が「青少年有害図書」になるのだろうか。
ストーカーはどっかへ行きましたか(笑)。
正論 (2002/08/20産経新聞朝刊)
明治大学教授 入江隆則
【新しい「親日派」の出現】
日本の韓国合併を「最善の道」と結論 ≪日本の近代史温かく見守る≫
アジアに新しい「親日派」が出現している。これは興味深い現象である。しばしば、戦後の日本人の歴史観は、自虐的だったと言われてきた。しかしそういう風潮のなかでも、日本の近代の歴史をいつくしみ、温かく見守ってくれるアジア人がいないわけではなかった。台湾出身の黄文雄氏や金美齢氏、韓国出身の呉善花氏らは、そういうアジア人だった。
今度、韓国の金完燮(キム・ワンソプ)氏がそのなかに加わった。最近日本で翻訳刊行された「親日派のための弁明」(草思社)の著者である。この本は韓国では「青少年有害図書」に指定されて、現在は事実上の発禁処分になっているらしいが、日韓両国民にとってむしろ有益な、必読書だと私には思われる。
金完燮氏は日本と韓国の近代史に正面から取り組み、数多い資料を駆使して、日韓併合という、ややもすると正視するのが避けられがちな難問の核心に迫っている。日本が韓国を併合したのは、日韓両国民にとってそれ以外になかった最善の道であり、韓国人にとってそれは「幸運」と「祝福」だったというのが、金氏が到達した結論である。 ≪日本に媚びた主張にあらず≫
日本が朝鮮を併合したのは、ヨーロッパの列強がアジアに「植民地」を持ったのとはまったく意味が違い、「日本にとっての朝鮮と台湾の統治は、隣の店舗を買いとって店を拡張するような行為」であったと金氏は言っている。「自分の住まいであり職場でもある商店を経営する貧しい商人が、苦労して隣の店を購入することになったら、その人は新しく手に入れた店を一所懸命改装し、すでにある店とあわせて相乗効果を得ようとするだろう。十九世紀末に台湾を、二十世紀初めに朝鮮を併合した日本の立場は」こういう小さな個人商店の主人のようなものだったと金氏は言う。「日本と合併することだけが、朝鮮の文明開化と近代化を達成できる唯一最善の道だった点について、当時朝鮮の志ある改革勢力のあいだに暗黙の合意があった」とも書いている。
実は金氏のような主張は、従来も日本の内外にないわけではなかった。たとえば最初に名前を挙げた黄文雄氏の「韓国は日本人がつくった」(徳間書店)という書物などにも、ほぼ同様の指摘がなされていた。
われわれが誤解してはならないのは、こういう主張が、日本に媚(こ)びてなされたのではないということである。こういうアジア人たちはいわば、日本の過去と現在のありのままの姿を、かれら自身の現在と未来のために必要としているからこそ、日本の近代史を肯定しているのである。それは金完燮氏の場合もまったく同様だと思われる。 ≪「大東亜連邦」創設の勧め≫
金氏は驚くほど率直な眼で、アジアの過去と未来を見据えて、韓国併合を含めた日本の近代史を肯定している。金氏はソウル大学で天文学を専攻し、二年間オーストラリアで暮らしたことはあるようだが、日本に来たことはないらしい。
金氏には日本に媚びねばならない理由はいささかもないし、今度の本が韓国で事実上発禁になった事実が示しているように、むしろ金氏にとって当面は不利な情勢であろう。そういう金氏が韓国とアジアの未来のために、再び自信を回復した日本が必要だと主張している点がまことに面白く、よく理解されなければならない点だと思う。
金氏は本書の中で、東アジアが南北アメリカやEU(欧州連合)と伍(ご)して生き残ってゆくためには、「大東亜連邦」を創るべきだと言っている。まず日本を八つの州に分け、韓国を三つの州に分ける。その上で台湾一州、ニュージーランド一州、オーストラリアに存在する五つの州をそれに加えて全十八州で、人口二億の「大東亜連邦」を構成する。その上で「一定期間をおいて北朝鮮と中国、ASEAN十カ国のなかで条件が満たされた国家を順次吸収していけば大陸へ勢力がのびていくことができる」という壮大なプランである。
「大東亜連邦は、中国の覇権主義に対抗するためにアメリカの軍事力に依存しているこの地域の安全保障上の不安を解消するのに効果的な方法でもある」と金氏は主張している。西洋に抵抗した日本近代史の全体が、こういう視野と構想の中で眺められているのである。魅力的な史観ではないか。韓国ではなぜこういう本が「青少年有害図書」になるのだろうか。
これは メッセージ 1147 (onyanko さん)への返信です.
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