匈奴とスキタイ
投稿者: aki_kaze_u_ru_ru 投稿日時: 2010/01/20 21:50 投稿番号: [1782 / 3699]
時事ネタではありませんが、読んでいて面白い読み物だったので、
サーチナより転載。
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匈奴とスキタイ〜均質な文化と伝統・伝承を共有する集団
【コラム】 V 2010/01/20(水) 11:49
古代中国に最大の脅威と恐怖を与えた、北方の騎馬遊牧民の大連合勢力である匈奴。後漢時代に衰退はしたが消滅したわけではなく、西晋は匈奴によって滅亡しているし、五胡十六国の混乱時にもなお活躍し続けた。現代でも匈奴族の人々が居住する地域があると、かつて私は陝西省博物館の先生から伺ったことがあり、また内モンゴル文物考古研究所の方も「自分は匈奴族だ」と自慢していた。
一方、黒海からカスピ海の北の草原に勢力を誇った、やはり騎馬遊牧民の連合体であるスキタイ族。かれらはアケメネス朝ペルシア帝国やギリシア人と深く接触していた。その武器であるアキナケス剣の鞘に施された黄金装飾の意匠を見ると、固有のモチーフあり、オリエント帝国風あり、ギリシア神話ありで、南方文明を巧みに取り入れていたと同時に、かれらが遊牧生活のみならず、シルクロード・草原の道の交易に携わり繁栄していたことを物語っている。
さてこの匈奴とスキタイについては、それぞれ洋の東西の「歴史の父」が興味深く記述している。すなわち、かたや司馬遷の『史記』、こなたヘロドトスの『歴史』である。また幸運なことに、どちらも碩学による名訳で読める。江戸時代に背景を持つ、近代日本の文化水準の高さに敬意を表するばかりである。ではそれを引用する形で紐解いてみよう。
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