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「急成長サムスンの死角」日本人元常務激白

投稿者: acura95_87 投稿日時: 2004/04/07 19:19 投稿番号: [7967 / 38959]
2004/ 3/24 19:19   メッセージ: 157934 / 158483   投稿者: acura95_87

サムスン電子は、週末ソウルへ通うアルバイトの日本の大企業現役研究者数十人そして日本メーカー出身の常駐技術者100人以上を擁して開発に勤しんでおます。F社   T社   H社はもちろん素材会社からも週末アルバイト社員を高給で処遇し、日本での研究成果を吐き出させているのが現状です。

これは、25年以上前から問題になっておりました。   情報を垂れ流していた社員も問題ですが、F社   T社の給与や処遇が良くなかったとの話も聞いたことがございます。以下は   週刊   AERA   から勝手に要約したものを再レスします。

なぜ、日本へ研究所を設けなければならないのかがわかります。


週刊AERA   2004 3 29日号より   《勝手に抜粋》   「   」は、元常務のお話要約。

  【日本に勝った。もう学ぶものはない】

・「驕ったムードが社内に出ているが、サムスン脅威論は、過大評価」
・「日本は技術面では、まったく心配しなくても良い」
・「いま儲かっているのは、いずれ中国に取って代わられる分野」
・「一つの会社が一国の経済を左右するのはいびつ」
  《株式時価総額:韓国全体の26%   納税額:韓国納税収入の7%   輸出総額:韓国全体の19%》  

  【サムスンの強み】

・「トップダウンで意思決定が早い、サムスンは会長の一声であっという間に決定される」
・「日本とは比較にならない大量生産。中進国・発展途上国市場も重視し、大量投入・薄利多売で稼ぐ。狙う市場サイズが違う」
・「CAD/CAMを中心としたITインフラを効率的に導入、全世界の工場で即座に量産可能のシステムができる」
・「'94年は、日本製のテレビの模倣に18ヶ月かかったが、現在は、4ヶ月でできるようになった」

・「'97年の経済危機の通貨切下げで輸出競争力がつく」
・「金大中政権下の財閥解体と業種再編で、韓国内での競争相手が消滅」
・「IMF危機を御旗に従業員30%の削減、143生産品目からの撤退などのリストラ」で体質改善され変貌。

  【強みの中に弱みが潜んでいる】

・「財務・技術出身者が半々の500人いた秘書室(経営戦略)は、IMF危機後財務出身者だけになった」
・「この結果、売上高に占める負債比率300%から40%台に激減」
・「いかし、不採算でも、将来の目が出そうな事業を潰してしまった」
・「現在の稼ぎ頭の半導体、液晶、携帯電話は、IMF危機前に着手した事業」
・「'98年以降は、新規事業の種を蒔くことを怠っている」

・「韓国は、製造現場の仕事を軽視する風土がある   日本の設計技術者の平均経験年数13年だが   サムスンは、3.5年」
・「ものづくりを軽んじ、財務・管理・企画部門がもてはやされる」
・「近視眼的に儲かる事業しかしないので、基礎研究は立ち遅れ」  

  【研究者は使い捨て】

・「日本の大企業現役研究者数十人、日本メーカー出身の常駐技術者100人以上、ロシア人10〜20人」
・「しかし、その人が持つ知識や情報を出させたら用済みとして扱う。ロシア人2〜3年で入替え、」
・「大リストラで愛社精神が薄れ、功名を求める個人主義が広がる」
・「知識の共有化意欲欠如に拍車がかかった」

・「成功した半導体DRAMや液晶は、大量生産に向いた典型的装置産業。日本製の製造用装置と材料を買えば、だれでも作れます」
・「会長が量から質への転換を訴えても、足元はそうなっていない」   《トップダウンも限界が》

   《1994年〜2003年の9年間   サムスン電子元常務として勤務》
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