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Re: 余談ですが

投稿者: rbgnt085 投稿日時: 2006/09/17 11:29 投稿番号: [31272 / 38959]
私は乳牛を30頭あまり、そして肥育牛を数等飼育しておりますが、認識と現実のずれがあるようです。

>牛の餌で乳牛用は殆ど牧草です。肉牛用も日本では大麦、高粱、フスマ(小麦の実の外側部分)大豆粕、トウモロコシ等の配合飼料です

乳牛用もほとんどが配合飼料です。
牧草はつうじをよくするため、繊維質の摂取が必要なので配合飼料と一緒に与えております。
しかし、牛もうまいものとそうでないものを知っておりますので、本能的に必要最低限の牧草しか食べないのが現実です。

>肉を増やすには蛋白質が必要で、安い原料の肉骨粉が牛の餌に配合されていました

肉骨粉を与えるのは肉を増やすためではありません。
高い栄養素(良質のたんぱく質   カルシュウム   リン酸類)を簡単に得ることが出来るためです。
肉を増やすためにおは、とうもろこしや大麦等の穀類のほうがよく太ります。
牛は体重が多く、運動をほとんどさせません。その為に足腰が弱ると寝転がることが多くなりその為に病気が発生します。
肉骨粉を与えるのは基礎体力を増大させるためのバランス栄養食です。
BSE問題が発生してからは、代替品を使っていますがコスト増になり乳価の低迷と共に経営を圧迫しています。

>肉牛大肥育国の米、ブラジル、豪州等の餌は殆ど牧草肥育です

アメリカはほとんどが配合飼料で育てています。
アメリカの牧場は、映画の世界で見た広々とした牧場に放牧   というのではなく、さしずめ肉牛の生産工場のような感じです。
ICタグをそれぞれの牛につけ、コンピューターで個別管理をしています。
餌の量、質、などをそれぞれに管理して、最短、低コストでを管理しています。

まだ一部では放牧も行われていますが、出荷頭数の割合はごくわずかです。
アメリカとオーストラリアでは肥育牛の種類が全く違います。
オージービーフはおっしゃるとおり牧草で出荷ひと月前までは70パーセント程度を牧草で育てます。
出荷一月前からは肉質を安定させるために配合飼料を与えます。
これは、臭いのためではなく、歩留まり向上のためです。
日本向け専用ではなく、国内向けも全く同じ処理をしています。

霜降りは特別の処理をしなくては出ません。
わずか一月程度の出荷前調整で霜降りが増えるほど簡単なものではありません。
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