経済的背景
投稿者: esoteric_02 投稿日時: 2003/09/10 03:46 投稿番号: [7556 / 49973]
アジア通貨危機を引き起こした直接的原因ではなく、その経済的背景まで掘り下げるとしたらどうなるか、試しにやってみよう。
まず、ミュー助の説だと、アジア通貨危機の原因は、日本の長期経済低迷と巨額な財政赤字にあるとする。
また、1995年の超円高から1996年に120円まで戻したのが円安であり(笑)、それがアジアの輸出不振→アジア危機に結びついたらしい。
そしてドル売り介入をして円安を防ぎ、アジア危機を救ったのがアメリカらしい(笑
また、アメリカがAMFを潰したのは、日本は地域の覇権をめざすより先に自国の財政赤字、不良資産の解消、景気回復に資金を回せという理由だとか。
しかしものごとの根源を追求していくときりがないのだ。
まず、日本の財政赤字と不良資産を発生させた長期資産デフレを引き起こす根源としては、1985年のプラザ合意を挙げねばなるまい。
プラザ合意の目的はまず、円高により日本の輸出を抑えることである。
もう一つの目的は、ソ連の外貨収入を絶つためだった。
当時のソ連の外貨収入は主に石油と金であったが、ドル建てで取引されていた。そのため、ドルが下落すると石油と金の実質価格が下落するのだ。実際に石油は86年に大幅に下落し、たちまちソ連は音をあげてそれがソ連崩壊に結びついていく。
このようにプラザ合意は敵性国を叩くという目的を持っており、冷戦構造により生み出されたものだ。しかしそれに気づかない日本は、円高ショックを克服したことに浮かれてバブルに突入していくのであった。
(続く)
これは メッセージ 7531 (murex_from_abyss さん)への返信です.
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