なぜ国会議員は乱闘するのか
投稿者: jgeilsbandfreak 投稿日時: 2009/12/02 10:25 投稿番号: [435 / 1443]
記事入力 : 2009/12/02 09:42:01
【記者手帳】「なぜ韓国の国会議員は乱闘するのか」
「韓国のBボーイ(ブレイクダンサー)がなぜダンスがうまいのか、分かったような気がする」
先月25日、コロンビアのボゴタでLG電子が開催した「南米地域Bボーイチャンピオンシップ決勝戦」を取材した記者に、コロンビアの雑誌記者がかけた言葉だ。彼はちゃめっ気たっぷりの表情で「韓国の国会議員もジャンプがうまかったよ」と笑った。親しくなろうと思って言った冗談だろうが、記者は苦笑いするしかなかった。
今年7月にメディア法をめぐり、与野党が乱闘劇を繰り広げて以来、「飛び掛かる韓国の国会議員」の話は、記者が南米地域の取材を始めたこの2カ月間、繰り返し話題に上った。先月中旬、チリ最大手紙「エル・メルクリオ」の国際部長に会ったとき、「韓国のニュースで関心があるのは?」と質問した。すると、タマラ・アベティキアン国際部長は「核問題と大同江ビールのCMを打ち切らせる北朝鮮の指導者、金正日(キム・ジョンイル)総書記の奇行」と話してから、「韓国の国会議員たちが乱闘を起こしている写真も」と笑った。海外の記者の目には、韓国の国会議員たちが国会で起こした行動も、金総書記の理解しがたい行動も、それほど違いはないということだ。
記者が借りている部屋のチリ人の大家は、情報技術(IT)企業に勤める平凡な40代の会社員だ。彼は記者が持っている50万ウォン(約3万7000円)の低価格ノートブックパンコンを見て、「さすが韓国はIT技術が発展している」と何度も繰り返した。IT 関連業務に携わる彼にとって、韓国は「先端技術国」だ。だが、その彼も「韓国の国会議員が乱闘を起こしているのを見た。一体なぜあんなことをするのか」と聞いてきた。
サムスン・LG・現代といった大手企業は、海外で韓国の国家ブランド力を高めるため、多額のマーケティング費用を注ぎ込んでいる。だが問題は、LGが数百万ドル(数億円)をかけ最高レベルの韓国人Bボーイの公演を企画しても、韓国の国会議員が「ジャンプ」を披露すれば、その話題性は断然、国会議員のほうにあるということだ。
メディア法で国会が乱闘劇に見舞われたとき、傍聴席でその現場を見ていた記者に、初当選の新人議員が電話をかけてきた。「この体たらく、笑えるでしょう? 国会議員になってもこうしたことだけはしたくなかったのに…」。国民も、企業も、そして国会議員自身も、こうしたくだらない乱闘劇が終わることを望んでいる。少なくとも、金総書記の「奇行」と同じレベルからは抜け出すべきではないだろうか。「国家ブランド」を向上させるには、まず「国会ブランド」を向上させなければならない。
サンティアゴ=趙儀俊(チョ・ウィジュン)記者(政治部)
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
これさあ、もしも国会議員「だけが」乱闘しなかったら、かえってヘンでしょ。
【記者手帳】「なぜ韓国の国会議員は乱闘するのか」
「韓国のBボーイ(ブレイクダンサー)がなぜダンスがうまいのか、分かったような気がする」
先月25日、コロンビアのボゴタでLG電子が開催した「南米地域Bボーイチャンピオンシップ決勝戦」を取材した記者に、コロンビアの雑誌記者がかけた言葉だ。彼はちゃめっ気たっぷりの表情で「韓国の国会議員もジャンプがうまかったよ」と笑った。親しくなろうと思って言った冗談だろうが、記者は苦笑いするしかなかった。
今年7月にメディア法をめぐり、与野党が乱闘劇を繰り広げて以来、「飛び掛かる韓国の国会議員」の話は、記者が南米地域の取材を始めたこの2カ月間、繰り返し話題に上った。先月中旬、チリ最大手紙「エル・メルクリオ」の国際部長に会ったとき、「韓国のニュースで関心があるのは?」と質問した。すると、タマラ・アベティキアン国際部長は「核問題と大同江ビールのCMを打ち切らせる北朝鮮の指導者、金正日(キム・ジョンイル)総書記の奇行」と話してから、「韓国の国会議員たちが乱闘を起こしている写真も」と笑った。海外の記者の目には、韓国の国会議員たちが国会で起こした行動も、金総書記の理解しがたい行動も、それほど違いはないということだ。
記者が借りている部屋のチリ人の大家は、情報技術(IT)企業に勤める平凡な40代の会社員だ。彼は記者が持っている50万ウォン(約3万7000円)の低価格ノートブックパンコンを見て、「さすが韓国はIT技術が発展している」と何度も繰り返した。IT 関連業務に携わる彼にとって、韓国は「先端技術国」だ。だが、その彼も「韓国の国会議員が乱闘を起こしているのを見た。一体なぜあんなことをするのか」と聞いてきた。
サムスン・LG・現代といった大手企業は、海外で韓国の国家ブランド力を高めるため、多額のマーケティング費用を注ぎ込んでいる。だが問題は、LGが数百万ドル(数億円)をかけ最高レベルの韓国人Bボーイの公演を企画しても、韓国の国会議員が「ジャンプ」を披露すれば、その話題性は断然、国会議員のほうにあるということだ。
メディア法で国会が乱闘劇に見舞われたとき、傍聴席でその現場を見ていた記者に、初当選の新人議員が電話をかけてきた。「この体たらく、笑えるでしょう? 国会議員になってもこうしたことだけはしたくなかったのに…」。国民も、企業も、そして国会議員自身も、こうしたくだらない乱闘劇が終わることを望んでいる。少なくとも、金総書記の「奇行」と同じレベルからは抜け出すべきではないだろうか。「国家ブランド」を向上させるには、まず「国会ブランド」を向上させなければならない。
サンティアゴ=趙儀俊(チョ・ウィジュン)記者(政治部)
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
これさあ、もしも国会議員「だけが」乱闘しなかったら、かえってヘンでしょ。