エネルギーの節約なくして未来なし
投稿者: jgeilsbandfreak 投稿日時: 2009/06/29 07:22 投稿番号: [290 / 1443]
どのみち未来はないけどね。
記事入力 : 2009/06/29 07:08:32
【社説】エネルギーの節約なくして韓国経済に未来なし
韓国政府が電気料金を平均で3.9%、ガス料金を7.9%引き上げた。昨年以降、石炭や天然ガスの価格が大きく上昇しているためだ。韓国電力は昨年2兆9000億ウォン(現在のレートで約2150億円、以下同じ)もの赤字を記録した。韓国ガス公社にもおよそ5兆ウォン(約3700億円)もの未回収金が残っており、資本そのものが事実上食いつぶされてしまっているような状況だ。
韓国政府はこれまで、政策的配慮から特定の分野に対して電気・ガス料金を割安に設定していたが、これがエネルギーの大量消費をあおっていた側面がある。今回はこの問題に手をつけたわけだ。電気料金の場合、家庭用は現状を維持することにしたが、原価以下の低価格で供給していた産業用、学校などの教育用、街路灯など公共用の電気料金は6.5%から6.9%引き上げた。ガス料金も住宅用は5.1%の値上げにとどめたが、産業用は引き上げ幅を9.8%に設定した。
韓国は国全体の経済規模では世界13位だが、エネルギー消費量全体では11位、石油消費量に限っていえば7位という、まさにエネルギー大量消費国だ。昨年の石油や天然ガスなどのエネルギー輸入額は1415億ドル(約13兆4700億円)に達し、4353億ドル(約41兆4300億円)の輸入額全体の中で32.5%を占めた。国際原油価格が年平均で1バレル=95ドル(約9040円)を上回れば、経常収支は一気に赤字に転落する。それほど国際的な原油・資源価格の動向に大きく影響を受ける構造になっている。
それでも韓国社会では、冷房や暖房が何の歯止めもなく気軽に使われている。夏に長袖、冬に半袖で過ごすケースさえ目につくほどだ。道路を埋める自動車の60%は運転手が一人しか乗っていない。日本やイタリアでは小型車の比率が60%を上回っているが、韓国ではわずか27%だ。2000年以降、韓国の一般家庭でのエネルギー消費量は毎年3.9%ずつ増加しているが、米国は1.6%、英国は0.9%、日本は0.2%逆に減少している。
その根本的な原因は韓国での電気、ガス料金の安さにある。昨年の一般家庭用と産業用の電気料金をみると、家庭用は経済協力開発機構(OECD)平均の44.5%、産業用は49.6%に過ぎなかった。昨年は国際原油価格が大きく上昇したが、その影響で農村ではビニールハウスでの暖房を重油から電気に切り替えるケースが相次いだ。農業用の電気料金は通常よりも非常に低価格のまま維持されており、何と原価の半分以下のレベルだ。1000キロカロリー当たりの都市ガス料金をみても、日本は157ウォン(約11.7円)だが韓国はその40%に当たる64ウォン(約4.8円)にすぎない。このように電気、ガス料金が非常に低価格のまま維持されているため、国民や企業がそれらを節約しようという考え方が非常に弱い。
韓国政府は今回電気、ガス料金に原価を反映させて料金を引き上げ、現実とかけ離れた価格構造を一部で修正した。しかし農業用の電気料金などには手をつけなかったため、これらはまさに今後の課題として残っている。国民や企業にとっては今回の価格引き上げは決して歓迎できるものではないだろう。しかし原油が1滴も出ない国で電気・ガス料金を割安に設定し、これを際限なく使っていては、今後は国そのものが持ちこたえられない。この事実は今や国民の誰もが受け入れるべき時に来ている。低炭素グリーン成長時代を迎えるに当たっては、当然のことながらエネルギーの行き過ぎた消費の習慣から正さなければならない。これが行われなければ、今後は韓国経済の未来について語ることはできないだろう。
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
なくなりゃあ、地球には優しいな。
それだけが人類に貢献できる道だ。
記事入力 : 2009/06/29 07:08:32
【社説】エネルギーの節約なくして韓国経済に未来なし
韓国政府が電気料金を平均で3.9%、ガス料金を7.9%引き上げた。昨年以降、石炭や天然ガスの価格が大きく上昇しているためだ。韓国電力は昨年2兆9000億ウォン(現在のレートで約2150億円、以下同じ)もの赤字を記録した。韓国ガス公社にもおよそ5兆ウォン(約3700億円)もの未回収金が残っており、資本そのものが事実上食いつぶされてしまっているような状況だ。
韓国政府はこれまで、政策的配慮から特定の分野に対して電気・ガス料金を割安に設定していたが、これがエネルギーの大量消費をあおっていた側面がある。今回はこの問題に手をつけたわけだ。電気料金の場合、家庭用は現状を維持することにしたが、原価以下の低価格で供給していた産業用、学校などの教育用、街路灯など公共用の電気料金は6.5%から6.9%引き上げた。ガス料金も住宅用は5.1%の値上げにとどめたが、産業用は引き上げ幅を9.8%に設定した。
韓国は国全体の経済規模では世界13位だが、エネルギー消費量全体では11位、石油消費量に限っていえば7位という、まさにエネルギー大量消費国だ。昨年の石油や天然ガスなどのエネルギー輸入額は1415億ドル(約13兆4700億円)に達し、4353億ドル(約41兆4300億円)の輸入額全体の中で32.5%を占めた。国際原油価格が年平均で1バレル=95ドル(約9040円)を上回れば、経常収支は一気に赤字に転落する。それほど国際的な原油・資源価格の動向に大きく影響を受ける構造になっている。
それでも韓国社会では、冷房や暖房が何の歯止めもなく気軽に使われている。夏に長袖、冬に半袖で過ごすケースさえ目につくほどだ。道路を埋める自動車の60%は運転手が一人しか乗っていない。日本やイタリアでは小型車の比率が60%を上回っているが、韓国ではわずか27%だ。2000年以降、韓国の一般家庭でのエネルギー消費量は毎年3.9%ずつ増加しているが、米国は1.6%、英国は0.9%、日本は0.2%逆に減少している。
その根本的な原因は韓国での電気、ガス料金の安さにある。昨年の一般家庭用と産業用の電気料金をみると、家庭用は経済協力開発機構(OECD)平均の44.5%、産業用は49.6%に過ぎなかった。昨年は国際原油価格が大きく上昇したが、その影響で農村ではビニールハウスでの暖房を重油から電気に切り替えるケースが相次いだ。農業用の電気料金は通常よりも非常に低価格のまま維持されており、何と原価の半分以下のレベルだ。1000キロカロリー当たりの都市ガス料金をみても、日本は157ウォン(約11.7円)だが韓国はその40%に当たる64ウォン(約4.8円)にすぎない。このように電気、ガス料金が非常に低価格のまま維持されているため、国民や企業がそれらを節約しようという考え方が非常に弱い。
韓国政府は今回電気、ガス料金に原価を反映させて料金を引き上げ、現実とかけ離れた価格構造を一部で修正した。しかし農業用の電気料金などには手をつけなかったため、これらはまさに今後の課題として残っている。国民や企業にとっては今回の価格引き上げは決して歓迎できるものではないだろう。しかし原油が1滴も出ない国で電気・ガス料金を割安に設定し、これを際限なく使っていては、今後は国そのものが持ちこたえられない。この事実は今や国民の誰もが受け入れるべき時に来ている。低炭素グリーン成長時代を迎えるに当たっては、当然のことながらエネルギーの行き過ぎた消費の習慣から正さなければならない。これが行われなければ、今後は韓国経済の未来について語ることはできないだろう。
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
なくなりゃあ、地球には優しいな。
それだけが人類に貢献できる道だ。