Re: 中国人と<<くだらないメンツ>>
投稿者: rinnkokinoko 投稿日時: 2009/03/17 21:20 投稿番号: [3 / 12]
中国人の住宅観(1)―大”を絶対崇拝する国民性
世界一巨大な国を造り上げるのも中国人の夢である。過去も、現在も、中国や中国人は“世界一”を目指したがる。
中国の1級地方行政は31の省・自治区・直轄市、それに2つの特別行政区に分かれている。人口はその10分の1弱、国土はその25分の1強相当の日本は、47もの都道府県の地方自治体を持っている。1つの省の人口は1億人にものぼるという状況を見ると、中国はなぜ1級地方行政をもっと小さく分けないのかという疑問を抱かずにいられない。
数年前には50の省・自治区・直轄市に再編成するという噂は一度出ていたが、すぐさま打ち消されてしまった。実際、中国の地方行政は細分化するどころか、むしろ郷・鎮、村の統合と合併を急速に進めている。ここでもやはり“大きければ大きいほどよい”という思想が強く働いているから、地域住民に密着した行政サービスの提供をより可能にするための地方行政の細分化はあまり考えられない。
■“大”を好む中国人の住宅観
『中国統計年鑑』などを紐解くと、中国人の1人当たり住宅面積がかなり速いペースで広くなっていることがわかる。
都市だけでなく、農村も、住宅事情が大きく改善されている。また、世帯員平均3人で計算すると、2006年、都市部の1世帯当たりは81.3平米、農村部の1世帯当たりは92.1平米に達している。1人当たりだけでなく、1世帯当たりの広さも、日本にはもちろん、ほかの西側先進国にも勝るとも劣らず、速いペースで増加している。
農村住民の住宅は都市住民より広いということは日本にも共通する。しかし、その要因をみると、中国は日本とかなり異なる点がある。日本では、住宅の1人当たり面積の都市農村格差は基本的に土地価格の格差に由来する。しかし、中国ではそれだけでなく、大きく異なる住宅観も重要な原因になっている。
中国では、1人当たりの年間所得を見ると、都市住民は農村住民の3.3倍以上に達した。一方、住宅面積はむしろ農村住民が都市住民を上回っている。その最大の要因は、都市部の住宅価格が農村部よりはるかに高いところにある。もちろん、それだけではない。広さを重視、快適さを軽視、という伝統的な住宅観は農村住民がより根強い。都市住民は分譲マンションを購入した後、ほとんどすべては購入価格の2割程度またはこれ以上のお金を内装に費やし、さらに近代的な設備、例えばカラーテレビ、冷蔵庫、洗濯機、ベッドなどを購入する。また、多くの家庭は冷暖房も完備するようになった。
しかし、農村住民は必ずしもそうではない。資金のほとんど、場合によってすべてを住宅の建築に費やすケースは非常に多い。このような家庭すらある。まず住宅全体の骨格を建てて、下の1階または2階のみを作って、内装もしないまま入居する。このような風景は農村地域でいたるところに見られる。
住宅の建築予算は十分知っておいているのに、なぜ最初から住宅の骨格を作ってしまうのか。理由はおよそ2つあると考えられる。一つは、まず骨格をすべて作っておくと、後は資金さえあれば、増築することとなり、比較的楽だ。もう一つは、もし1階か2階のみを建てたら、周辺から貧乏に見られる。だから、最初から3階や4階まで全体の骨格を作っておけば、しばらくは1階か2階、近い将来必ず3階や4階まで建てる、そのような経済力は必ずあるよ、といったメッセージを発するためでもある。
農村では貧乏に見られたら、面子の問題だけでなく、息子や娘の結婚相手探しにも多大な影響を及ぼすことになる。だから、人々は住宅でも、中身の快適さより、外見の大きさを最重要視するのだ。
世界一巨大な国を造り上げるのも中国人の夢である。過去も、現在も、中国や中国人は“世界一”を目指したがる。
中国の1級地方行政は31の省・自治区・直轄市、それに2つの特別行政区に分かれている。人口はその10分の1弱、国土はその25分の1強相当の日本は、47もの都道府県の地方自治体を持っている。1つの省の人口は1億人にものぼるという状況を見ると、中国はなぜ1級地方行政をもっと小さく分けないのかという疑問を抱かずにいられない。
数年前には50の省・自治区・直轄市に再編成するという噂は一度出ていたが、すぐさま打ち消されてしまった。実際、中国の地方行政は細分化するどころか、むしろ郷・鎮、村の統合と合併を急速に進めている。ここでもやはり“大きければ大きいほどよい”という思想が強く働いているから、地域住民に密着した行政サービスの提供をより可能にするための地方行政の細分化はあまり考えられない。
■“大”を好む中国人の住宅観
『中国統計年鑑』などを紐解くと、中国人の1人当たり住宅面積がかなり速いペースで広くなっていることがわかる。
都市だけでなく、農村も、住宅事情が大きく改善されている。また、世帯員平均3人で計算すると、2006年、都市部の1世帯当たりは81.3平米、農村部の1世帯当たりは92.1平米に達している。1人当たりだけでなく、1世帯当たりの広さも、日本にはもちろん、ほかの西側先進国にも勝るとも劣らず、速いペースで増加している。
農村住民の住宅は都市住民より広いということは日本にも共通する。しかし、その要因をみると、中国は日本とかなり異なる点がある。日本では、住宅の1人当たり面積の都市農村格差は基本的に土地価格の格差に由来する。しかし、中国ではそれだけでなく、大きく異なる住宅観も重要な原因になっている。
中国では、1人当たりの年間所得を見ると、都市住民は農村住民の3.3倍以上に達した。一方、住宅面積はむしろ農村住民が都市住民を上回っている。その最大の要因は、都市部の住宅価格が農村部よりはるかに高いところにある。もちろん、それだけではない。広さを重視、快適さを軽視、という伝統的な住宅観は農村住民がより根強い。都市住民は分譲マンションを購入した後、ほとんどすべては購入価格の2割程度またはこれ以上のお金を内装に費やし、さらに近代的な設備、例えばカラーテレビ、冷蔵庫、洗濯機、ベッドなどを購入する。また、多くの家庭は冷暖房も完備するようになった。
しかし、農村住民は必ずしもそうではない。資金のほとんど、場合によってすべてを住宅の建築に費やすケースは非常に多い。このような家庭すらある。まず住宅全体の骨格を建てて、下の1階または2階のみを作って、内装もしないまま入居する。このような風景は農村地域でいたるところに見られる。
住宅の建築予算は十分知っておいているのに、なぜ最初から住宅の骨格を作ってしまうのか。理由はおよそ2つあると考えられる。一つは、まず骨格をすべて作っておくと、後は資金さえあれば、増築することとなり、比較的楽だ。もう一つは、もし1階か2階のみを建てたら、周辺から貧乏に見られる。だから、最初から3階や4階まで全体の骨格を作っておけば、しばらくは1階か2階、近い将来必ず3階や4階まで建てる、そのような経済力は必ずあるよ、といったメッセージを発するためでもある。
農村では貧乏に見られたら、面子の問題だけでなく、息子や娘の結婚相手探しにも多大な影響を及ぼすことになる。だから、人々は住宅でも、中身の快適さより、外見の大きさを最重要視するのだ。
これは メッセージ 1 (rinnkokinoko さん)への返信です.