中国は監視社会

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Re: 中国は監視社会

投稿者: houkai_majika 投稿日時: 2010/04/02 17:01 投稿番号: [12 / 17]
■中国で、香港や台灣のサイトが見られない!
  中国政府が「金盾」による監視・検閲強化を図るのは、ひとえに反体制的な動きを未然に食い止めるため。中国は総人口の20%弱に当たる2億1000万人がネットユーザーで、そのほとんどが未来を担う大学生や若者、知識分子だ。党と政府は、彼らがインターネットによって西側の「有害な思想」や「悪しき価値観」に目覚め、体制不満を増大させることを何よりも恐れている。インターネットや電子メールの内容を水際でチェックすることで、政府にとって都合の悪い情報や社会不安を招きそうなニュースが国内に流れ込むのを防げるのなら、どんな労も厭わないのが今の中国政府なのだ。そのため、同じ中華圏でも、報道の自由が保証されている台灣、香港、マカオ地区のWebサイトには大陸からアクセスできないものが多い。

  また、以下のようなWebサイトも閲覧することはできない。共通するのは、中国政府の体制や政策を批判するような情報の掲載率が高いという点だ。

  アダルトサイトも、台灣や香港のものは自動的にシャットアウトされる。アダルト系トレントファイルにも多くの制限が掛けられているが、ポルノ系の規制は、政治や思想信条が影響するWebサイトに比べてやや緩いというのが実感。かたや、海外テレビドラマや映画、アニメーションの無料(違法)ダウンロードが依然、ヤリたい放題の野放し状態……といった矛盾は大いに気になるところだ。

■検索エンジンで検索できない「敏感」!
  党と政府の威信を懸けて構築した、「金盾」による特定ワードのフィルタリングは、誰もが特殊環境下でのインターネットを実感させられるシステムだろう。08年3月15日、チベット自治区拉薩市でデモ拡大による騒擾事件が勃発し、人民解放軍や武装警察の発砲で多数の死傷者が出たが、事件当日、「金盾」は中国大陸でYouTube各国版のアクセスを遮断して記録動画の氾濫を封じるとともに、「敏感」のフィルタリングも強化した。たとえば、「西藏(シィザン:チベット)」だけなら検索できても、「人(レンチュエン:人権)」「独立(ドゥーリィ:独立)」を組み合わせるだけで途端に「Not Found」状態に陥るなどの状態を、筆者は確認している。加えて、YAHOO!やGoogle等の海外大手検索エンジンは、中国進出する際、巨大な市場と引き換えに、中国当局指定「敏感」のフィルタリング命令を受け入れる“悪魔の取り引き”に応じてしまった。そのため、検索エンジンに「Dalai Lama」「」「喇嘛」「達褚喇嘛」「ダライ・ラマ」……等、言語を変えて検索しても、アクセスは自動ブロックされてしまうのだ。このような「敏感」は年を追うごとに増加しており、特に、中国で働く外国人にとっては不便なことこの上ない。
言うまでもなく、アメリカにも日本にも国家によるインターネット検閲システムは存在する。だが中国の「金盾」は、前述したようにたいへん巧妙で手が込んでいる。ユーザーが特定の情報にアクセスしようとして「Not Found」になっても、画面はタイム・アウトやエラー表示になり、それが「金盾」による検閲だとはわからないようにすらなっているのだ。中国は事実上、イデオロギーだけで人民を統制することができなくなり、携帯電話やインターネットで瞬時に“クチコミ”が伝わる時代に入った。共産党が、多くの矛盾を抱えつつ一党独裁を堅持していくためには、情報操作とインターネット規制強化も当然の流れなのだ。だが、「金盾」も所詮、ヒトの手により造られたシステムで、100%完璧ではない。英国では「金盾」の追尾を逃れられそうなシステムが毎年のように発表されているし、人民たちも、「敏感」のひとつである「游行(ヨウシン:デモ)」を「YX(ヨウシン=you xingの頭文字)」に置き換えてさりげなく情報発信するなど、あの手この手で工夫している。海外からは、強化するいっぽうの規制に批判も多く、ビジネス上の支障を訴える向きも少なくない。遠からず「金盾」の限界が露呈すると予想している……。
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