Re: 主張出来ない中国人
投稿者: ari_babajapan 投稿日時: 2009/04/25 11:45 投稿番号: [33 / 37]
2000年10月に、アジアで3名のノーベル賞受賞者の発表があった。化学賞の白川英樹(日本)、文学賞の高行健氏(中国系フランス人)、平和賞の金大中氏(韓国)である。台湾では大陸出身ではあるが各紙とも高行健氏の受賞を大々的に報じ、金大中大統領の平和賞をも羨望をもって報じた。だが、金大中大統領の受賞を北朝鮮は黙視し、中国は高行健氏の受賞を無視、嫌悪感さえ示していた。
高行健氏は1988年フランスに亡命し、当地での生活は既に十余年になる。高氏はフランスでの生活を「私が選んだのは流浪であり、西側への亡命である。この亡命作家としての身分を、私は隠したりはしない。隠すよりも、生命のあるうちに極権政治の下にある、いわゆる祖国にふたたび帰ることはないと明確に宣言する」と語ったという。祖国を思わない人はいない。高氏の苦悩に満ちた憂国の情をこれほど強烈に吐露した言葉はないだろう。
高氏は12月受賞式を前にストックホルムで講演し、「中国では過去百年間で数えきれないほど多くの作家が投獄されたり、強制労働の罪に処せられてきた。こうしたことが中国での執筆活動や創作の自由に関する議論を著しく困難にした」と流浪の道を選らんだ理由を語った。
あれから20年余、中国は急速な経済成長を遂げているが、共産党独裁の言論弾圧、強権政治は少しも変わらない。経済成長の成果も国民に還元されることなく、8億の農民は1日1ドルの貧困生活を強いられている。つい最近の新聞報道では、米国の大手インターネット企業4社が中国政府の言論弾圧や民主活動家逮捕に協力したことに対し、米国の議会から激しく非難された。企業側は「中国の法律に従わざるをえなかった」と弁解している。
1989年12月10日、チベットのダライ・ラマ14世がノーベル平和賞を受賞したとき中国政府は激怒し、数名のチベット人に最高19年の刑を宣告したという。その理由をダライ・ラマは「おそらくこれは本日の受賞に対する脅かしでありましょう」と語った。2005年3月31日、ダライ・ラマが来日した折「毎年数千のチベット人亡命者がインドに逃げます」とも語っていた。チベットの人権弾圧については、中国政府は米国から何度も国連に提訴されているが、国連の人権委員会は非人権委員会で米国が委員会から追い出される始末である。
日本の人口1億3千万のうち、ノーベル賞受賞者が16名、中国の人口14億のうちノーベル賞受賞者は2名(1957年、2名とも物理学賞)、5名と数える人も居るが、いずれも中国系アメリカ人、フランス人であり、ノーベル賞全受賞者一覧にも中国の国名はない。フランスに亡命した高行健氏もフランス人として受賞した。腑に落ちないこの実態は、人間の天性としての自由が抑圧された社会は国民の才能や創造的な能力という国の宝をドブに捨てるようなものであることを物語っている。
日本の戦後60年の歩みは世界的にも評価されていることが、昨今の新聞報道でも明らかだ。世界の33カ国、約4万人を対象にBBCなどの依頼でグローブスキャンと米メリーランド大が行った世論調査で、日本については大多数の31カ国が「良い影響を与えている」との回答が「悪い影響を与えている」を上回り、国別ではトップの“好印象”となった。この調査結果を外務省は「戦後60年の平和国家としての歩みが評価された」とコメントした。
今、自由と平和と繁栄を享受している私達は日本に生まれたことの幸せを思うと同時に、これを次世代にしっかりとバトンタッチする責任を痛感する。そして、隣国の中国や北朝鮮が民主主義の国になり、それらの国の人々もまた自由と平和を享受できることを願っている。亡命を余儀なくする強権政治には一刻も早く幕を閉じ、国民が心から祖国を愛せる国になることを願っている。
高行健氏は1988年フランスに亡命し、当地での生活は既に十余年になる。高氏はフランスでの生活を「私が選んだのは流浪であり、西側への亡命である。この亡命作家としての身分を、私は隠したりはしない。隠すよりも、生命のあるうちに極権政治の下にある、いわゆる祖国にふたたび帰ることはないと明確に宣言する」と語ったという。祖国を思わない人はいない。高氏の苦悩に満ちた憂国の情をこれほど強烈に吐露した言葉はないだろう。
高氏は12月受賞式を前にストックホルムで講演し、「中国では過去百年間で数えきれないほど多くの作家が投獄されたり、強制労働の罪に処せられてきた。こうしたことが中国での執筆活動や創作の自由に関する議論を著しく困難にした」と流浪の道を選らんだ理由を語った。
あれから20年余、中国は急速な経済成長を遂げているが、共産党独裁の言論弾圧、強権政治は少しも変わらない。経済成長の成果も国民に還元されることなく、8億の農民は1日1ドルの貧困生活を強いられている。つい最近の新聞報道では、米国の大手インターネット企業4社が中国政府の言論弾圧や民主活動家逮捕に協力したことに対し、米国の議会から激しく非難された。企業側は「中国の法律に従わざるをえなかった」と弁解している。
1989年12月10日、チベットのダライ・ラマ14世がノーベル平和賞を受賞したとき中国政府は激怒し、数名のチベット人に最高19年の刑を宣告したという。その理由をダライ・ラマは「おそらくこれは本日の受賞に対する脅かしでありましょう」と語った。2005年3月31日、ダライ・ラマが来日した折「毎年数千のチベット人亡命者がインドに逃げます」とも語っていた。チベットの人権弾圧については、中国政府は米国から何度も国連に提訴されているが、国連の人権委員会は非人権委員会で米国が委員会から追い出される始末である。
日本の人口1億3千万のうち、ノーベル賞受賞者が16名、中国の人口14億のうちノーベル賞受賞者は2名(1957年、2名とも物理学賞)、5名と数える人も居るが、いずれも中国系アメリカ人、フランス人であり、ノーベル賞全受賞者一覧にも中国の国名はない。フランスに亡命した高行健氏もフランス人として受賞した。腑に落ちないこの実態は、人間の天性としての自由が抑圧された社会は国民の才能や創造的な能力という国の宝をドブに捨てるようなものであることを物語っている。
日本の戦後60年の歩みは世界的にも評価されていることが、昨今の新聞報道でも明らかだ。世界の33カ国、約4万人を対象にBBCなどの依頼でグローブスキャンと米メリーランド大が行った世論調査で、日本については大多数の31カ国が「良い影響を与えている」との回答が「悪い影響を与えている」を上回り、国別ではトップの“好印象”となった。この調査結果を外務省は「戦後60年の平和国家としての歩みが評価された」とコメントした。
今、自由と平和と繁栄を享受している私達は日本に生まれたことの幸せを思うと同時に、これを次世代にしっかりとバトンタッチする責任を痛感する。そして、隣国の中国や北朝鮮が民主主義の国になり、それらの国の人々もまた自由と平和を享受できることを願っている。亡命を余儀なくする強権政治には一刻も早く幕を閉じ、国民が心から祖国を愛せる国になることを願っている。
これは メッセージ 1 (heartpoor_chinese さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1835368/bcgda5bdpmha4ja4a4cf9qbfm_1/33.html