Re: 「どの国も応援しない」が何故問題か。
投稿者: parkavenuecanada 投稿日時: 2008/04/02 19:55 投稿番号: [97799 / 99628]
>主権国家の国民は、主権国家の意思を通じてしか対立する他主権国家の意思に影響を及ぼせません。であれば「パブリックな立場に立つ」なんてことがそもそも可能なのでしょうか
私が申し上げているのは、パブリックな観点も視野に入れて自分が帰属する主権国家の意思形成に参画すべきだ、ということです。そうして形成された自国意思が他主権国家のそれと対立するなら、それは仕方ないでしょう。
それと、自分が帰属する国家(政府)の媒介なしでは他国の意思に他国の市民が関われない、とする前提に立つのは、この世界的市民社会においてどうかと思います。
たとえば、諸君の大好きな自己愛史観の「知識人」だって、従軍慰安婦問題をめぐって、ニューヨークタイムズ(だったっけ?)に意見広告を載せ、米国議会の採決(=国家意思)に影響を及ぼそうと「努力」したわけです。今のチベット問題だって、他国家及び他国市民(外国メディアや外国世論)の「干渉」があるからこそ、中国政府も“徹底した”弾圧などできません。
そもそも、このグローバルな現代世界において、主権国家の効力を過大に評価するのはどうなんでしょうか?
もっとも支配的ないくつかの国民国家でさえ、その国境の外側においてもあるいは内側においてすら、もはや最高かつ至上の〔主権的〕権威として考えられるべきではない
『帝国』アントニオ・ネグり&マイケル・ハート
これは メッセージ 97794 (chironokainushi さん)への返信です.
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