Re: 本題に戻る
投稿者: zwaigany 投稿日時: 2005/10/31 18:52 投稿番号: [92778 / 99628]
>有史以来男系相続のみで粛々と受け継がれてきた伝統。また、「生物学的」にも他のものには代えられないという縛りのなかで続いてきた伝統を守り続けてきたのはそれこそ日本の皇室のみが世界唯一の存在であり、その存在を守り続けることこそ大事なことではないでしょうか?
はたしてそうでしょうか?有史以来といわれますが、異母きょうだいやいとこ婚が認められていた古代では、事実上男系・女系のいずれが優先だったかはまで判断できないし、そもそも「生物学的」同一性を男系相続で論じるのはナンセンスじゃないですか?
「即位した」既成事実さえあれば、血筋や系図など後からいくらでも捏造できるのが、男系相続の「利点」なんだし。
たとえば、大和王朝の男系廃絶後に越前からきて即位した継体天皇が、はたして応神天皇の5世の孫かどうか、事実は確かめようがない。
が、継体の後を襲った3人の子のうち、実際に後世に皇統として続いたのは、大和王朝の王女を母にもつ欽明天皇でした。
この場合、大和王朝の女系のほうが、継体天皇自身の血筋より優先された、とみることもできるわけで。
>しかし、幕末や元禄時代や室町時代、鎌倉時代にも我々と同じ日本人はいました。その「日本人」は科学も歴史学も物理学もわかりません。そのような中で「万世一系の皇室」という「フィクション」を信じ連綿とそのいいところも悪いところも受け継いできました。
「天皇の血筋」というものに、政治的な利用価値があったからでしょうね。
鎌倉時代や元禄時代の日本人は、一方で天皇を島流しにしたり、朝廷の権限を削減していくことも辞さなかったわけで、利用できないとみれば「万世一系」のブランドを廃止する方向に向かったでしょう。
>「利用できるものは利用できる状態で保存」しておかないと、「利用せざるを得ないとき」に大変なことになると思います。
別に男系の復活を恒久的に認めない、というわけではないでしょう。
女系容認というのは、しょせん「利用せざるを得ない」事態をなるべく起こさないための一時策でしかないが、むしろ男系オンリーのほうが、その事態を早く招いてしまうと思います。
これは メッセージ 92776 (hidarino5 さん)への返信です.
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