続編 2
投稿者: vaio6253 投稿日時: 2003/09/23 23:51 投稿番号: [84168 / 99628]
それにしても、この組閣を見て「人気取り内閣」などと言うマスコミは、本当に紋切り型の思考しかできないのだな。そもそも小泉氏ほど人気取りに興味がない首相というのも珍しいように思うのだが。人気を思うのなら、あれほど各方面から袋だたきにされている竹中平蔵氏を留任させるわけがないし、そもそも「構造改革」路線など続けないだろうに。財政出動して、景気浮揚策をとるかに見せたほうが、よほど人気取りだ。
小泉首相の「構造改革」とは、単純に言ってしまえば、「政府をあてにするな。自力でなんとかしろ」ということだろう。これはなにやら、老子の「為無為」を思い起こさせる。無為を為す、とは「しないことをする」という一見、妙な言いようだが、小泉氏のやり方を見ていると、その具体的なイメージがわかってくる。つまり、政府はもう、無駄なことはいっさいしない。無駄な物は作らない。税金を特定の産業や地方につぎ込まない。その代わり、規制はしない。だから、自分の力で何とかしろ。そういうことだろう。首相はだから、懸命に「しないこと」をしているのだ。小泉首相だって、地方が苦しい、中小企業が苦しい、そんなことは承知しているだろう。だが、ここで手を差し伸べてしまっては、結局、彼らの中にある潜在的な成長力を殺し、ひいては日本の国力そのものを潰してしまうことになる。小泉首相が改革しようとしている「構造」とは、日本人の「甘えの構造」そのものなのかもしれない。
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(再度)慧眼かと・・・・・思われ。
これは メッセージ 84148 (vaio6253 さん)への返信です.
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