続編
投稿者: vaio6253 投稿日時: 2003/09/23 23:51 投稿番号: [84167 / 99628]
なかなか「鋭い」と思われるのだが・・・・・いかがなものか。(ニヤ
−承前−(9月23日)
物事は光の当て方でその姿を変える。清新はつらつの美女も、月の光の下で眺めれば、妖しくおどろな魔女にも見えるかもしれない。
今回の組閣の前、わたしが注目していたのは、まず総務相と国交相が誰になるかだった。ついで外相と防衛庁長官。竹中大臣については、7割方留任、というより、異動があるようなら小泉首相もただの人、だと見ていた。しかし、ふたを開けてみた時、もうひとつ重要なポストがあるのを見落としていた。逆にその人事によって、そのポストの重要性を気づかされたといったほうがよい。そのポストは経済産業相である。
経済産業相に就いたのは、中川昭一氏である。言うまでもなく、拉致議連の会長を務めている人だ。今回の組閣は、新聞報道などによれば、総選挙向けのショーウィンドー内閣とか、軽量内閣だとか言われている。また、従来通り、派閥均衡型で、結局小泉首相も派閥力学にとらわれてしまったと評する向きもある。だが、光の当て方を変えれば、物事は違った相を表すもの。ましてや政治家の人事など高度な戦略に基づいて行われるものは、一石二鳥三鳥を狙うものだ。そうそう簡単に底は割れまい。
たしかに、森派と江藤・亀井派が3ポストずつで最も多く、あとは各派2〜1ポストで高村派だけが0。しかし、別の光を当てると、拉致議連のメンバーが3名入っている。安倍幹事長とともに、これは首相の政治的姿勢を明示しているように思われる。次の選挙の争点は、第一に北朝鮮問題を含む安保問題であり、それはひいては、憲法改正論議につながっていく問題である。そうしてみれば、山崎副総裁というのも、あながち祭り上げポストとばかりはいえない。憲法改正に向けて、しっかりとした準備を進めるには、またとないポストではないだろうか。
ところで、なぜ国交相と総務相に注目していたかというと、それはまず、国交省は海上保安庁を所管しているということ、総務は元自治省が中心母体で、各地方自治体との連携がメインであることだ。つまり、北朝鮮に何か起きた時、または北が何かを起こそうとした時には、この二つの省が最重要ポイントを握っているのだ。ここにどんな人物を充てるかで、首相の考えが見えるかな、と思っていた。はたして、国交相にはなんと石原大臣。今組閣ではこれが一番驚いたが、なるほど、石原伸晃氏の父親は、すでに北朝鮮に対して独自の対策を打ち出しているし、危機管理センスもありそうである。総務相には麻生太郎氏という大物仕事師を持ってきた。郵政民営化だけでなく、北がらみの危機状況にも辣腕を振るえそうだ。
で、経済産業省はなにが重要かと言えば、これはもうおわかりだろう。経済制裁である。経済制裁には、アメリカお得意の対外資産の凍結やら送金停止などという措置もあるが、対北には機械・電子機器などの禁輸措置が最も効果的だろう。農作物の禁輸は、これは野党や党内親北派などから「人道にもとる」などといちゃもんをつけられかねないが、武器転用が可能な機器に対する禁輸措置には、文句がつけにくいはずだ。その主管省に拉致議連の会長を持ってきた、というのは刀の鯉口に手をかけたような態勢に、私には見えるのだが。このメッセージは、果たして北に伝わるだろうか。
外務と防衛については、それぞれ留任となったが、これは政策の継続性という点でうなづける。とくに外務大臣の留任は、拉致被害者家族の方々には不評のようだが、日本の外交問題は対北朝鮮だけではないことを考えると致し方ない。というより、最重要の北問題は、小泉・安倍の二枚看板が直接当たる、ということなのではないだろうか。拉致家族に対する窓口が、官房副長官から幹事長に格上げされた、と見た方がよいような気がするのだが、どうなのかな。
−承前−(9月23日)
物事は光の当て方でその姿を変える。清新はつらつの美女も、月の光の下で眺めれば、妖しくおどろな魔女にも見えるかもしれない。
今回の組閣の前、わたしが注目していたのは、まず総務相と国交相が誰になるかだった。ついで外相と防衛庁長官。竹中大臣については、7割方留任、というより、異動があるようなら小泉首相もただの人、だと見ていた。しかし、ふたを開けてみた時、もうひとつ重要なポストがあるのを見落としていた。逆にその人事によって、そのポストの重要性を気づかされたといったほうがよい。そのポストは経済産業相である。
経済産業相に就いたのは、中川昭一氏である。言うまでもなく、拉致議連の会長を務めている人だ。今回の組閣は、新聞報道などによれば、総選挙向けのショーウィンドー内閣とか、軽量内閣だとか言われている。また、従来通り、派閥均衡型で、結局小泉首相も派閥力学にとらわれてしまったと評する向きもある。だが、光の当て方を変えれば、物事は違った相を表すもの。ましてや政治家の人事など高度な戦略に基づいて行われるものは、一石二鳥三鳥を狙うものだ。そうそう簡単に底は割れまい。
たしかに、森派と江藤・亀井派が3ポストずつで最も多く、あとは各派2〜1ポストで高村派だけが0。しかし、別の光を当てると、拉致議連のメンバーが3名入っている。安倍幹事長とともに、これは首相の政治的姿勢を明示しているように思われる。次の選挙の争点は、第一に北朝鮮問題を含む安保問題であり、それはひいては、憲法改正論議につながっていく問題である。そうしてみれば、山崎副総裁というのも、あながち祭り上げポストとばかりはいえない。憲法改正に向けて、しっかりとした準備を進めるには、またとないポストではないだろうか。
ところで、なぜ国交相と総務相に注目していたかというと、それはまず、国交省は海上保安庁を所管しているということ、総務は元自治省が中心母体で、各地方自治体との連携がメインであることだ。つまり、北朝鮮に何か起きた時、または北が何かを起こそうとした時には、この二つの省が最重要ポイントを握っているのだ。ここにどんな人物を充てるかで、首相の考えが見えるかな、と思っていた。はたして、国交相にはなんと石原大臣。今組閣ではこれが一番驚いたが、なるほど、石原伸晃氏の父親は、すでに北朝鮮に対して独自の対策を打ち出しているし、危機管理センスもありそうである。総務相には麻生太郎氏という大物仕事師を持ってきた。郵政民営化だけでなく、北がらみの危機状況にも辣腕を振るえそうだ。
で、経済産業省はなにが重要かと言えば、これはもうおわかりだろう。経済制裁である。経済制裁には、アメリカお得意の対外資産の凍結やら送金停止などという措置もあるが、対北には機械・電子機器などの禁輸措置が最も効果的だろう。農作物の禁輸は、これは野党や党内親北派などから「人道にもとる」などといちゃもんをつけられかねないが、武器転用が可能な機器に対する禁輸措置には、文句がつけにくいはずだ。その主管省に拉致議連の会長を持ってきた、というのは刀の鯉口に手をかけたような態勢に、私には見えるのだが。このメッセージは、果たして北に伝わるだろうか。
外務と防衛については、それぞれ留任となったが、これは政策の継続性という点でうなづける。とくに外務大臣の留任は、拉致被害者家族の方々には不評のようだが、日本の外交問題は対北朝鮮だけではないことを考えると致し方ない。というより、最重要の北問題は、小泉・安倍の二枚看板が直接当たる、ということなのではないだろうか。拉致家族に対する窓口が、官房副長官から幹事長に格上げされた、と見た方がよいような気がするのだが、どうなのかな。
これは メッセージ 84148 (vaio6253 さん)への返信です.
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