夢の国「イラン」についていろいろ教えて

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RE:RE:RE:邪視

投稿者: fyojizzzz 投稿日時: 2003/05/03 14:59 投稿番号: [574 / 3876]
邪視続きでどうも。

それにしても、sefideさんの探求心にみちた観察で見いだされた「邪視」ですが、sharghiさんの
(おそらく)イランでの豊かな体験と「暖かい眼差し」によって、少なくともぼく個人の中では、
邪視は、イラン社会を理解するキーワードの1つかもしれない、という感じになっています。

そんなわけで、手持ちの本やホームページなどをチェックしてみると、なんと邪視情報、結構たくさん
あるんですね。知らないのは自分だけ・・・って感じかな。

先に話題に出たアレキサンドロス大王やジャンヌ・ダルクが邪視使いと言われていたり、

アイシャドウや口紅は元々、邪視から身を守るためという説があったり、

sharghiさんの話しにもあった、おすそ分けや隣近所への「ふるまい」なども、ねたみの目を避ける
意味合いがあるという点や、

ベール、とくにアフガニスタンでよくみる、目まで隠してしまうようなものは、邪視よけの意味がある、とか、

結婚式で花嫁が手足に施されるヘナ(ハナー)の赤い染め飾りも、邪視を防ぐ魔除け効果を期待しての
ものだとか、

ともかく様々な風習・習慣が邪視と結びついているようですね。

日本にもかつては邪視信仰らしきものがあったようですが、今日では、あまり気づきませんよね。むしろ
仏教の影響で、因果応報的な考え方が強いので、なにか悪いことが身に降りかかったとき、邪視つまり
他人の妬みや嫉妬が原因だとするよりは自分自身(人によっては先祖も)になんらかの原因があるのでは、
と反省しがちですよね。

こう考えると、以前、sefideさんなどが話題にした、イラン人の楽観性や「神頼み」的な志向性は、どうも
邪視信仰とつながっているように思えてきますね。

悪いのは自分たちではなく、外部からの邪視だ、というわけですから、自分たちができることはせいぜい
厄除けにはげむことで、自分の中に原因がないとするかぎり、改善努力のしようもない。あとは神まかせ、
ということでしょうか。
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