邪視
投稿者: sefide2003jp 投稿日時: 2003/04/30 10:41 投稿番号: [565 / 3876]
出生祝いに来てくれた友人が帰ったあと、ママンは紅茶の葉のようなものをひとつまみし、それに火をつけ部屋の中をゆっくりと歩き出した。うっすらと煙が立ち、くすぶったような香りが立ちこめた。
不幸がこないようにするためなのだ、という。
「友達がヤキモチを焼くとでも思ったの?」と私は聞き返した。
ーいや、そうじゃなくて・・・彼女が「すごく褒めてくれた」から、「邪視」から守らないといけないのー
そういえばイランの家の軒先で時々、蒼いガラスで出来た目を模った飾りを見たことがあった。
ひし形であったり、ハート型であったり、形はいろいろあるようだが、いずれも中心には目が描かれていた。何かの本でそれが「邪視」を防ぐお守りなのだと後で知った。今回の香を焚くようなおまじないも「邪視」から守るものらしい。
あまりに愛しすぎたりしても「邪視」が発生(?)するのだ、という。たとえば、私を含め家族の誰かが赤ちゃんを愛しすぎるのもいけないのだそうだ。
どうやら「しあわせ」であることに酔いしれたり、口外したりするのはいけないようだし、人から極端に褒められてもまずいようだ。
ー例えば「お宅の奥さんってすごく綺麗ですね」なんて褒めるのもいけないの?
ーほどほどならいいのよ。度を過ぎるといけないのー
まだ私は「邪視」という考えかたがよく理解できていない。
民俗学に詳しい方、私に分かりやすく教えてくれないかなあ。
これは メッセージ 1 (jin114jp さん)への返信です.
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