再び、テヘランにて
投稿者: fyojizzzz 投稿日時: 2011/04/19 14:55 投稿番号: [3807 / 3876]
ゴムを後にして、タクシーでテヘランに。
友人の姉が昼食を用意して待っているというので、直接、テヘラン北部の姉宅に向かう。差し出された食事はスパゲッティだった。われわれがイラン料理に飽きていることを聞いての心配りだった。
翌日、イラン滞在最終日は、イラン考古学博物館を訪れた。期待に反し、意外に展示物が少ないなー、という印象だったが、予想外の「幸運」もあった。特別展示として、「キュロスの円筒印章」が展示されていたのだ。
人類初の人権宣言を刻んだともいわれている円筒印章、普段はロンドンの大英博物館に所蔵されているものだが、われわれが訪れた時期、里帰りを果たしていたのだ。思いがけず、貴重な人類の遺産を拝見することが出来た。
後に、モスクワの空港でトランジットの待ち時間(11時間ほど)、毎日新聞の元テヘラン特派員、春日孝之氏の『イランはこれからどうなるのか』を読んでいたら、興味深い記述が目に付いた。
氏がインタビューしたイランの考古学者によると、数年前には、キュロス大王を讃えるポスターを製作した若者が逮捕されたというのだ。イスラム以前のペルシャ帝国を賛美することは、反イスラム的であるとの理由からである。それが、国を代表する博物館での「円筒印章展」である。
博物館内の土産物屋には「円筒印章展」のきれいなポスターが飾られていた。1部譲って欲しいというと、残部4部をすべて手渡してくれた。
春日氏の本には、昨今のイランにおけるイスラムとナショナリズムのせめぎ合いについて述べられているが、印象展はナショナリズムの優勢を示すものだろうか。
これは メッセージ 1 (jin114jp さん)への返信です.
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