第四話 イラン人労働者へのインタビュ−2
投稿者: hafez0211 投稿日時: 2010/06/02 01:34 投稿番号: [3645 / 3876]
そして彼らは言うのだ、遠慮がちに。
「女の貴方に言うも恥ずかしいけれど、日本に来て女の人の服装のピッタリした感じ(当時はまだバブルの名残でボディコンシャスな女性も都会には多少いたのだった)に目を当てられなくて下を向いて歩いてました」と。
「おしん、シッテマスカ?」と逆に尋ねられることも多く「知っているけれど、当時私は小学生で。学校に行く時間帯に放送をしていたから見たことはほとんどないんです」と答えると「ええっ!アナタ、それはよくない。おしんこそ日本人です!ボク達の中には、来日するまで日本人女性は未だにおしんのような人がいると思っていた人も少なくないんです。だから、こんな風に渋谷で遊んでいる女性を見るとビックリしちゃって。あの、失礼なんですが、ホラ、その、なんていうか、そういう商売の女性がするような格好で歩いているからイラン人男性には刺激が強いんですよ」と。
私は(イラン人の男性は日本人の男性よりよほど真面目かもしれない)と感じた。
そして「私、本でしかイランのこと知らないので教えてもらいたいんですけれど、イランと日本ではどちらが住みやすいと感じます?」と尋ねると、様々な答えが返ってきたが多い意見としては「日本は若い人のためにイイと思います。自由があるでしょ?イランだったらね、今こうしてアナタと話すことさえできないんですよ」「イランはお金持ちな国なんです。石油、金、ウラン、そのほか色々。豊かな国土を持っているばかりに、イギリスをはじめ外国に利用され、いつも不安定な生活を強いられてきました。それだけじゃなくて、ホメイニ氏が戻って来て、戦争があって…僕も戦争に出たけど、もし戦争が無ければ医学部に進学できるほど成績が良かったんだ。ええと、なんでしたっけ。どちらの国が住みやすいかってことでしたね?簡単には言えないけれど、イランはとても良い国なんですが政局が不安定で今の時代はとても住めたものじゃない。家族に仕送りする為に僕は日本に来たけれど、僕はだんだん日本の生活に慣れてきていて、もしもいつかイランに帰ったら精神的に混乱すると思うんです。日本の中ではイラン人はいらん、なんて差別があるけれど、それでも僕はいい日本人の親方に恵まれ、今の大工の仕事も気に入っている。もしも日本人の女の人と結婚するチャンスがあって、オーバーステイの身分でなくなることができるなら、僕は日本の方が住みやすいんじゃないかって思います」といった感じの言葉が聞かれた。
偽造テレフォンカードを売っている人とも話をした。
「あなたのご家族は、この仕事を知ってるの?」
「もちろん知らないよ。言えない。知ったらショックで倒れてしまう。ところで、日本での滞在が長引いていることをお母さんが案じているんだ。だから毎日電話をかけているんだけど、あなたは少しペルシャ語も話せるし、お母さんに挨拶してくれないかな?日本人のガールフレンドがいるって思わせてあげたいんだ。オレの婚期が遅れることを心配しているんだよ。なにしろ、イランでは男は25くらいで結婚しているのが当たり前だからね」と言われ、ガールフレンドに成りすましお母さんと会話をしたこともある。
ある時は新宿南口でインタビューしていた時にいきなり2m位の大男に抱きかかえられ、エスカレーターを降りてどこかに連れ去られそうになり、他のイラン人がナイフを抜いてその大男と口論になり、開放されたという危険な目にもあった。(その後、助けてくれた男性に喫茶店に連れて行かれ、私のやっていることが大変危険なことなのだと諭された)
そんなこんなで300人近い人から、様々な意見を集めたのだった。
「女の貴方に言うも恥ずかしいけれど、日本に来て女の人の服装のピッタリした感じ(当時はまだバブルの名残でボディコンシャスな女性も都会には多少いたのだった)に目を当てられなくて下を向いて歩いてました」と。
「おしん、シッテマスカ?」と逆に尋ねられることも多く「知っているけれど、当時私は小学生で。学校に行く時間帯に放送をしていたから見たことはほとんどないんです」と答えると「ええっ!アナタ、それはよくない。おしんこそ日本人です!ボク達の中には、来日するまで日本人女性は未だにおしんのような人がいると思っていた人も少なくないんです。だから、こんな風に渋谷で遊んでいる女性を見るとビックリしちゃって。あの、失礼なんですが、ホラ、その、なんていうか、そういう商売の女性がするような格好で歩いているからイラン人男性には刺激が強いんですよ」と。
私は(イラン人の男性は日本人の男性よりよほど真面目かもしれない)と感じた。
そして「私、本でしかイランのこと知らないので教えてもらいたいんですけれど、イランと日本ではどちらが住みやすいと感じます?」と尋ねると、様々な答えが返ってきたが多い意見としては「日本は若い人のためにイイと思います。自由があるでしょ?イランだったらね、今こうしてアナタと話すことさえできないんですよ」「イランはお金持ちな国なんです。石油、金、ウラン、そのほか色々。豊かな国土を持っているばかりに、イギリスをはじめ外国に利用され、いつも不安定な生活を強いられてきました。それだけじゃなくて、ホメイニ氏が戻って来て、戦争があって…僕も戦争に出たけど、もし戦争が無ければ医学部に進学できるほど成績が良かったんだ。ええと、なんでしたっけ。どちらの国が住みやすいかってことでしたね?簡単には言えないけれど、イランはとても良い国なんですが政局が不安定で今の時代はとても住めたものじゃない。家族に仕送りする為に僕は日本に来たけれど、僕はだんだん日本の生活に慣れてきていて、もしもいつかイランに帰ったら精神的に混乱すると思うんです。日本の中ではイラン人はいらん、なんて差別があるけれど、それでも僕はいい日本人の親方に恵まれ、今の大工の仕事も気に入っている。もしも日本人の女の人と結婚するチャンスがあって、オーバーステイの身分でなくなることができるなら、僕は日本の方が住みやすいんじゃないかって思います」といった感じの言葉が聞かれた。
偽造テレフォンカードを売っている人とも話をした。
「あなたのご家族は、この仕事を知ってるの?」
「もちろん知らないよ。言えない。知ったらショックで倒れてしまう。ところで、日本での滞在が長引いていることをお母さんが案じているんだ。だから毎日電話をかけているんだけど、あなたは少しペルシャ語も話せるし、お母さんに挨拶してくれないかな?日本人のガールフレンドがいるって思わせてあげたいんだ。オレの婚期が遅れることを心配しているんだよ。なにしろ、イランでは男は25くらいで結婚しているのが当たり前だからね」と言われ、ガールフレンドに成りすましお母さんと会話をしたこともある。
ある時は新宿南口でインタビューしていた時にいきなり2m位の大男に抱きかかえられ、エスカレーターを降りてどこかに連れ去られそうになり、他のイラン人がナイフを抜いてその大男と口論になり、開放されたという危険な目にもあった。(その後、助けてくれた男性に喫茶店に連れて行かれ、私のやっていることが大変危険なことなのだと諭された)
そんなこんなで300人近い人から、様々な意見を集めたのだった。
これは メッセージ 3644 (hafez0211 さん)への返信です.