夢の国「イラン」についていろいろ教えて

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良いきざし ①

投稿者: hafez0211 投稿日時: 2010/04/03 02:27 投稿番号: [3564 / 3876]
薬物依存症やアルコール依存症の多い、退廃したイラン社会に一筋の光が差し込んできた。「AA(Alcoholics Anonymous)」という自助グループがイラン各地で誕生してきたのである。おそらく、ここ5年前くらいから始まったかと思われる。
この活動は1935年にアメリカで始まりアルコールをやめたくてもやめられない、という苦しみを抱えた人々が匿名で集まり、それぞれの抱えている心の問題や飲酒が原因で引き起こしてきたトラブルを「言いっぱなし、聞きっぱなし」を原則として告白していくというスタイルで行われ、世界各地で毎日ミーティングが開かれている。
AAは主にアルコール問題を抱えた人が本来集まるもので、薬物依存症の人たちには「ナラノン」、ギャンブル依存症の人たちには「ギャマノン」、そしてそれぞれの依存症者たちの家族が集まる「家族会」が日本では展開されている。
依存する物は違っても、根本的な原因は同じなので自助会のルールは「AA」の「12ステップ」に乗っ取って行われており、地元に「ナラノン」が無い人は「AA」に参加したりしている。
イランでは薬物の恐ろしさを訴えた政府広報CMがテレビで流されているほどで、薬物依存に苦しむ人々は大変多い。
始めて私がイランに行った頃は、「あへん」が主流だったが、今では「シーシェ」という覚せい剤が若者を中心に蔓延している。
アルコールはなかなか手に入らないので依存症になるほどの人は少ないが、地下ルートで手に入れることはできるし、薬局でエチルアルコールをこっそり分けてもらい飲酒している人もいる。

「この国にもAAがあれば、どんなにか救われる家族がいるだろうに」と私は夫と常々話していた。
夫がアルコール依存症者で無ければ、薬物中毒の人々を偏見の目で見ていたかもしれないが、私たちは何かに依存しなければ生きていけないほど追い詰められてしまった彼らをどうにかして励ましたかった。
アメリカから取り寄せたペルシャ語の「BIG   BOOK」という、依存症者たちにとってはバイブルのような本があるのだが、私たちはイランに行く度に知り合いにその本を読んでもらい、少しでも自分の問題に目を向け心の中を整理して良い方向に向かって欲しいと願ってきた。
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