シャロン首相の犯罪疑惑(4)
投稿者: sinobu_10 投稿日時: 2003/12/06 21:36 投稿番号: [1702 / 2453]
サフラが起訴されていたら
シャカーチ社の背後関係を調査中の在スイス・アメリカの捜査官は、同社の
創立者であるモハメッド・シャカーチが、リパブリック・ナショナル・バンク
のオーナーであるエドモンド・サフラとは古くからの友人であり、仕事仲間で
もあることをつきとめた。捜査官はさらに、スイスの副大統領でかつ司法大臣
でもあるエリザベス・コップの夫がシャカーチ・トレーディング・カンパニー
の重役をしており、スイスとアメリカで起訴される前に同社の取締役を辞任す
るよう警告していた事実をつかんだ。その後に起こったスキャンダルの結果、
コップ夫人は辞職した。モハメッド・シャカーチの二人の息子は洗浄行為に関
与したかどで懲役刑に処せられた。だが、どういうわけかその理由は今でも謎
に包まれたままであるが、起訴されると見られていたエドモンド・サフラは、
結局起訴されなかった。
サフラが起訴されていたとすれば、ウォール街から国連プラザにあるADL
本部までが大混乱に陥っていただろう。このシリア生まれのユダヤ人は、一時
期アメックスのマーチャント・バンキング部門の筆頭に位置していたこともあ
るし、ヘンリー・キッシンジャーやビアルキンとおもにアメックスの取締役会
にも名を連ねていた。さらにサフラは法律問題に関するパートナーであるビア
ルキンやイラン・コントラに関与する人物ウィラード・ツッカーと一緒になっ
て、レバノンにいる米国人人質の釈放を巡ってテヘランと秘密交渉する期間、
ノースとセコードが率いるチームにジェット便のサービスを提供するための会
社を設立していたからである。
企業買収マニアたち
ケネス・ビアルキンが画策したアメックスによる大規模な買収は、その後に
続くもっと大がかりな企業買収のの単なる先駆にすぎなかった。こうした大規
模な買収行為は、アメリカの名門大企業の一部をADLの息のかかった人たち
の手に渡すものだった。
企業買収業務にもっと専念するべくビアルキンは一九八八年一月にウィル
キー・ファー法律事務所を辞め、世界最大でかつおそらく最も悪辣な法律事務
所スカデン・アープス・スレート・ミーガー・アンド・フロムに移った。スカ
デン・アープスが公表している資料によると、同法律事務所は現在千人以上の
弁護士と二千人以上の事務職員、補助職員を抱え、アメリカ全土、極東および
ヨーロッパに事務所を有している。一九八九年中に、同事務所が顧客に請求し
た報酬総額は四億ドルを抱えている。それほどの収益を手にしていながら、ス
カデン・アープスはこの一世紀最大とまでは言わずともこの十年間で最大のホ
ワイト・カラー犯罪に関与してきた。
スカデン・アープスは企業買収を得意とする。この事務所の共同設立者であ
る弁護士ジョセフ・フロムは「レバレッジド・バイアウト(LBO、主として
借入金による買収)」「ホスタル・テイクオーバー(敵対的買収)」あるいは
「コーポレート・レイド(企業乗取り)」といった名で呼ばれる技法を開発し
たことで広く知られている。スカデン・アープスの顧客中最大の買収マニアで
一九八五年から一九八八年にかけてアメリカ企業を総なめにしたのは、ジャン
ク・ボンドを編み出したマイケル・ミルケンの会社ドレクセル・バーナム・ラ
ンベールなる証券会社であった。
ミルケンは彼と親しかった同僚のアイヴァン・ボウスキーと組んで、株式の
買占め資金を高利回りの「ジャンク・ボンド」の発行で賄いながら、米国内企
業を相手とする一連の劇的な敵対的企業買収を一九八五年に開始した。
従来の見方に立つなら、こうしたやり方はいつかは破綻せざるを得ないもの
だ。米国、カナダ全土の一連のデパートを買収したキャンポー・コーポレーシ
ョンの場合も、借金した買収資金の利子を払うのに、買収した会社から入る現
金では足りないという事態が起こった。
ほどなくして連邦捜査当局が、こうした企業買収がインサイダー情報に基づ
く株式買占めによって行われていることを突き止めた結果、ドレクセル・バー
ナム社、ミルケン、ボウスキーにとって事態は最悪のものとなった。彼らは、
結局のところ買収した企業に全部ツケを回すことによって、株式の買占めで大
きな利益を懐にすることができた。ボウスキー、ミルケンそしてドレクセル社
のすべてが米国司法省により起訴された。
シャカーチ社の背後関係を調査中の在スイス・アメリカの捜査官は、同社の
創立者であるモハメッド・シャカーチが、リパブリック・ナショナル・バンク
のオーナーであるエドモンド・サフラとは古くからの友人であり、仕事仲間で
もあることをつきとめた。捜査官はさらに、スイスの副大統領でかつ司法大臣
でもあるエリザベス・コップの夫がシャカーチ・トレーディング・カンパニー
の重役をしており、スイスとアメリカで起訴される前に同社の取締役を辞任す
るよう警告していた事実をつかんだ。その後に起こったスキャンダルの結果、
コップ夫人は辞職した。モハメッド・シャカーチの二人の息子は洗浄行為に関
与したかどで懲役刑に処せられた。だが、どういうわけかその理由は今でも謎
に包まれたままであるが、起訴されると見られていたエドモンド・サフラは、
結局起訴されなかった。
サフラが起訴されていたとすれば、ウォール街から国連プラザにあるADL
本部までが大混乱に陥っていただろう。このシリア生まれのユダヤ人は、一時
期アメックスのマーチャント・バンキング部門の筆頭に位置していたこともあ
るし、ヘンリー・キッシンジャーやビアルキンとおもにアメックスの取締役会
にも名を連ねていた。さらにサフラは法律問題に関するパートナーであるビア
ルキンやイラン・コントラに関与する人物ウィラード・ツッカーと一緒になっ
て、レバノンにいる米国人人質の釈放を巡ってテヘランと秘密交渉する期間、
ノースとセコードが率いるチームにジェット便のサービスを提供するための会
社を設立していたからである。
企業買収マニアたち
ケネス・ビアルキンが画策したアメックスによる大規模な買収は、その後に
続くもっと大がかりな企業買収のの単なる先駆にすぎなかった。こうした大規
模な買収行為は、アメリカの名門大企業の一部をADLの息のかかった人たち
の手に渡すものだった。
企業買収業務にもっと専念するべくビアルキンは一九八八年一月にウィル
キー・ファー法律事務所を辞め、世界最大でかつおそらく最も悪辣な法律事務
所スカデン・アープス・スレート・ミーガー・アンド・フロムに移った。スカ
デン・アープスが公表している資料によると、同法律事務所は現在千人以上の
弁護士と二千人以上の事務職員、補助職員を抱え、アメリカ全土、極東および
ヨーロッパに事務所を有している。一九八九年中に、同事務所が顧客に請求し
た報酬総額は四億ドルを抱えている。それほどの収益を手にしていながら、ス
カデン・アープスはこの一世紀最大とまでは言わずともこの十年間で最大のホ
ワイト・カラー犯罪に関与してきた。
スカデン・アープスは企業買収を得意とする。この事務所の共同設立者であ
る弁護士ジョセフ・フロムは「レバレッジド・バイアウト(LBO、主として
借入金による買収)」「ホスタル・テイクオーバー(敵対的買収)」あるいは
「コーポレート・レイド(企業乗取り)」といった名で呼ばれる技法を開発し
たことで広く知られている。スカデン・アープスの顧客中最大の買収マニアで
一九八五年から一九八八年にかけてアメリカ企業を総なめにしたのは、ジャン
ク・ボンドを編み出したマイケル・ミルケンの会社ドレクセル・バーナム・ラ
ンベールなる証券会社であった。
ミルケンは彼と親しかった同僚のアイヴァン・ボウスキーと組んで、株式の
買占め資金を高利回りの「ジャンク・ボンド」の発行で賄いながら、米国内企
業を相手とする一連の劇的な敵対的企業買収を一九八五年に開始した。
従来の見方に立つなら、こうしたやり方はいつかは破綻せざるを得ないもの
だ。米国、カナダ全土の一連のデパートを買収したキャンポー・コーポレーシ
ョンの場合も、借金した買収資金の利子を払うのに、買収した会社から入る現
金では足りないという事態が起こった。
ほどなくして連邦捜査当局が、こうした企業買収がインサイダー情報に基づ
く株式買占めによって行われていることを突き止めた結果、ドレクセル・バー
ナム社、ミルケン、ボウスキーにとって事態は最悪のものとなった。彼らは、
結局のところ買収した企業に全部ツケを回すことによって、株式の買占めで大
きな利益を懐にすることができた。ボウスキー、ミルケンそしてドレクセル社
のすべてが米国司法省により起訴された。
これは メッセージ 1701 (sinobu_10 さん)への返信です.
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