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Re: 聖書のヤハウェは ニビル星人

投稿者: akusyon_kamen_2012 投稿日時: 2012/10/12 11:37 投稿番号: [9273 / 10174]
   ヤハウエはこのように、アプスを統治する役割の点でも、エンキと同じようなことをしていたと思われる。このようにエンキとヤハウエの関係を調べていくと、思い出されるのが聖書の箴言(第30章4節)にある、ヤハウエの偉大さを称えた美辞麗句の詩の1節である。ここでは複数の神の名を聞いている記述であるが、それが一神教主義の聖書の中にあることに驚くとともに、二人の神々の間の相似点も強く感じられる。

    メソポタミアの出典によれば、エンキがアフリカ大陸を息子たちに分けた時、このアプスの領地を、彼の息子ネルガルに与えたという。このようなことから記述は多神教的な解釈が免れないものになっており、おそらくシュメールの原本から聖書の編纂者がそれらを引用する際、うっかり複数形を消し忘れてしまったものと思われる。そのような消し忘れは、「われわれ」という複数形の使い方に多く見られる。たとえば、「アダムをわれわれで造ろう」とか、バベルの塔の物語に出てくる「われわれが降りてみよう」などといった表現である。これまでの解釈では明らかに、「ヤハウエ」はエンキの姿のようにも思われる。

    しかしもう少し詳しく見てみよう。
    エデンの園のアダムとイブの物語では、アダムとイブが子供をつくるセックスの知識を取得するきっかけは「ナハシュ」、つまり蛇のおかげであったが、ここでは蛇はヤハウエの敵対者として描かれている。思い出してほしいのだが、ニビル星のアヌには、エンキとエンリルという腹違いの、常に対立していた仲の悪い兄弟がいた。シュメールの古文書には、南アフリカのアプスの金鉱で働かせるために、新しく形作らせた「原始的な労働者たち」を、「エンリル」がエンキに命じて、農業と牧畜をさせるために、メソポタミアのエディンに移住させたと書かれている。

    一方、聖書には、「アダムを連れて行ってエデンの園に置き、これを耕させ、守らせた」のはヤハウエだったと記されている。(創世記第2章15節)。ここでヤハウエの役回りは、エンキからエンリルに入れ替わったように見える。そしてエデンの園の主として、アダムとイブに語り、二人の罪を責め、ついに彼らを追放したのはヤハウエ、つまりエンリルであった。総合的に考えると、聖書のこの時点ではヤハウエはエンキではなく、むしろエンリルの役回りに近いのである。

    実際に、あの大洪水の物語の中では、ヤハウエとエンキは同一人物のように見受けられたが、今度は突然聖書においてはその配役が代わって、ヤハウエがエンキのライバルのエンリルの役回りになっている。メソポタミアの原典によると、人類の増加を望まず、大洪水を利用して人類の抹殺を計画し、やってくる大洪水のことを人間たちに知らせないようにアヌンナキたちに誓わせたのは、エンリルである。これに対し聖書に記されているのは、人間に対し不満の声を上げたのはヤハウエであり、彼が地上から人類を一掃しようとしたのであった。(創世記第6章)
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