宇宙の基本法 5
投稿者: kiyama0586 投稿日時: 2010/02/23 13:05 投稿番号: [2968 / 10174]
アミ小さな宇宙人(エンリケ・バリオス著)より引用
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オフィル星の別のところを見学するために、ぼくたちは彼に別れを
告げた。
「アミ、あの男の人には二人も奥さんがいるの?」
「いや」
「でも、二人の女の人とキッスしていたよ…」
「うん。でも、それのどこがいけないの?
彼らは愛し合っているん
だよ…あの二人のどちらも彼の奥さんじゃない」
「いったい、彼の奥さんが見たらなんて言うんだろう?…」
アミはぼくを見て笑って言った。
「文明世界には、嫉妬というものが存在しないからね」
「ああ…なんてすばらしんだろう。ということは、一人の男の人が、
何人もの女の人を愛せるわけだね…」
と感動して言った。
「そんなことはない。一人きりだよ」
とアミは、とても澄んだ目でぼくを見て言った。
よく理解できなかったけど、黙ってスクリーンに映るオフィル星の
光景を観察することにした。
機械が黙々と働いている田んぼや畑が現れてきた。一定の間隔を
置いて、さっき見た総合センターがあった。人のまったく住んでいない
ところもなければ、都市のように人々の密集しているところもなかった。
石や木や草花で両脇を飾られた小道や小川の橋や滝などが、遙かに
見えてきた。それはまるで、日本の庭園みたいだった。
たいてい人々は一人ではなく、数人で歩いていた。小さな道が
あっただけで、幅広い車道のようなものはどこにも見当らなかった。
ちょうど、ゴルフ場で使うような小さな車で通行している人もいた。
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これは メッセージ 2967 (kiyama0586 さん)への返信です.
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