宇宙の基本法 3
投稿者: kiyama0586 投稿日時: 2010/02/23 12:19 投稿番号: [2966 / 10174]
アミ小さな宇宙人(エンリケ・バリオス著)より引用
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でもぼくの耳に入る音と口の動きが一致していないことから、
“翻訳器”を通して話していることが分かった。
「こ、こんにちは」
少し緊張して答えた。
「君たちとわれわれはほとんど親戚だっていうこと、知っているかい?
われわれの先祖もずっと昔、地球から来たんだよ」
「はぁー…」
ほかになんて答えていいのか分からなかった…。
「その文明は愛がとても不足していたために、自滅してしまったん
だよ…年は、いくつかね?」
「十歳…いや九歳です。おじさんは?」
「地球の年で言うと、おおよそ、五百歳ぐらいだよ」
「でも、退屈しないんですか?」
「退屈?
えーと退屈、退屈?…」
いったいどんな意味なのかという顔をした。
「頭が何かおもしろそうなことを探すけど、何もすることが見つからない
こと。ひまで苦しむことだよ」
とアミが説明した。
「ああ、そうだ。もうその言葉、すっかり忘れていたよ…いやいや退屈
なんかしないよ。どうして退屈しなくちゃいけないんだい?」
「たとえば、そんなに長く生きていることに対して…」
ちょうどその時、一人のとても若くて美しい女の人が彼に近づいて
来た。そしてとても愛らしく男にあいさつした。彼も話しながら彼女を
抱きしめたり、キッスしたり、お互いにほほえみ合ったりした後で彼女
は姿を消していた。ぼくには二人はとても愛し合っているように
思われた。
それからその男はぼくにほほえみながらこう言った。
「もし、思考が、愛のために使われている時、愛のために奉仕して
いる時には、退屈というのはありえないんだよ」
ぼくは彼が、あの美しい女の人に恋しているものと思って聞いてみた。
「貴方は、恋をしていますね?」
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これは メッセージ 2965 (kiyama0586 さん)への返信です.
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