宇宙の基本法 2
投稿者: kiyama0586 投稿日時: 2010/02/23 11:30 投稿番号: [2965 / 10174]
アミ小さな宇宙人(エンリケ・バリオス著)より引用
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「“バッテリーを充電”するために眠る必要があったのさ。われわれの
持っている“充電器”の十五秒の“充電”で、八時間の睡眠と同じ
くらいの効果があるんだよ」
「うわー、そんなことまでできるの!
じゃみんな、決して横になって
眠ったりなんかしないの?」
「まったく眠らないというわけじゃない。われわれも時々は眠る必要
がある。でも“充電”するというよりも、夢を通して何かを受信するという
目的でね。分かる?
でもわれわれは地球人のようにたくさん“放電”
しないから、ほんの少し寝るだけで充分なんだよ」
「なんてことだ!
人生を最大限に楽しんで五百年以上も生きて、
おまけにほんの少ししか眠らないなんて…。でも、どうしてその男の人
が五百歳だということが分かるの?
「ああ、それは、彼の服装の袖とか、いくつかの飾りの趣味なんか
でね。ちょっと彼と話してみたいかい?」
ぼくたちは、スクリーンの前に座った。
アミはマイクを取り、計器盤のボタンを押した。
男の顔が画面に現れ、アミは奇妙な言葉でその男と話はじめた。
それはほとんど「シューッ、シューッ」といった感じの聞きとりにくい
異様な音で、すぐにアミがここに来る途中でかけた例の蒸気機関車
のような男の声を思い出した。
白髪の男の人は円盤の方に向かって歩きだし、画面を通してぼくたち
にほほえんだ。まるで目の前にいるようだった!
そして、はっきりと
ぼくにこう言った。
「やあ、ペドロ!」
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これは メッセージ 2964 (kiyama0586 さん)への返信です.
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