川が絶滅寸前です!

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現時点ではダムは重要

投稿者: hiroring 投稿日時: 2003/06/27 00:11 投稿番号: [887 / 2229]
ダムの維持管理や、現在運用中のダムのもつ環境問題はいろいろあると思いますが、
日本の都市部や平野部の上水道や、農業用水や工業用水を現在使っている所は、
ダムの水によって生活や産業が成り立っているわけです。

NHKの「プロジェクトX」に出てきた愛知用水(牧尾ダムと知多半島の水路網)の話や、
今夏の首都圏の電力危機の対策のために、
50/60Hzの両方の水力発電設備と周波数変換設備を持つ、
静岡県の佐久間ダムと関連施設など、
ダムの必要性が不可欠な部分のほうが、現在の日本には多いはずです。
明治以降の近代化や戦前戦中、戦後の復興期や成長期のダム施設は、
時代の要請からも必要度が高かったと思います。

建設の是非が最近問題になり始めたのは、
経済的な情勢や財政問題の優先度が近年は高くなった点があるでしょう。

「川」について語ろうとする場合に、身近な川だけしか見えてなかったり、
ダムや堤防の役割を学ばずにモノを言うのは間違っています。

自然な川のイメージを望むのなら、河川管理しなければ危険性のある大河川でなく、
小さな沢筋や、雨の時だけ流れる水の通り道(低い場所)など、
小川に類する場所を選んで見ていく必要があります。

首都圏の水の場合、利根川水系では上流のダムと下流の距離はかなり遠いですが、
神奈川県あたりだと、酒匂川・相模川・多摩川など上流に水源のダムのある水系は、
少し車でドライブすれば、宮ケ瀬のダム湖や、
相模湖(相模ダム)や津久井湖(城山ダム)など、
水源を見に行くことができ、距離的に近いです。

この時期、日本は田植えの時期ですから、
梅雨で降る雨をダムに貯めると同時に、
かなり多量の農業用水放流もしていて、
下流の水田や農業用の調整池や溜池へ水を送ります。

老朽化した小規模ダムなど、役目を終えて撤去されるものも出てきますが、
日本の人口密度は高い地域が多いですから、
現用のダムの多くは必要なものでしょう。

今なお、一部の地域では、渇水による給水制限が頻繁に出る地域もあります。
(そのような地域では、用水網や調整池の整備、上流のダム計画などが進行中です)

渇水に悩む北九州と、水の豊富な熊本方面の地域事情は違いますし、
長野県のような川の上流部と、水需要を多く抱える愛知や静岡の需要地域では、
やはり水の必要度や考え方は違ってきます。

最後に、:
「本来の川を取り戻そう」と言うにしても、
いわゆる”暴れ川に戻そう”と言う人はいないですよね。

目指すところは、「適正に管理された川」になってしまうと思います。

ダムの貯水最優先だと、川の流れがなくなりますが、
ダム整備が進んで水の余裕が計算できるようになると、
よほどの渇水時以外は放流水を確保できるようになります。

下流のダムや堰(や調整池)を新設して、
河川の調整能力を上げる場合もあります。

このような河川整備を継続するのは、
そのような資金を払えるだけの産業が盛んな地域か、
渇水発生のため今後も水資源開発の必要がある地域に限られてくるでしょうけれど。

各地域の実状は、ローカルニュース等でわかると思いますので、
それぞれの事情に合わせた川との付き合いをすることになるでしょう。
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