コイの水質浄化力
投稿者: qtr3yy 投稿日時: 2004/12/29 22:47 投稿番号: [1678 / 2229]
以下ニュースから
『滋賀県水産試験場(彦根市八坂町)は28日までに、コイが琵琶湖の水質浄化に貢献していることを実験で明らかにした。コイは、湖底をついばんで、泥をかき混ぜるため水質改善に役立つと言われてきたが、実験で裏付けたのは初めて。
実験は、コイヘルペスでコイが大量死したためコイの個体数減少が琵琶湖に与える影響を調べるため今夏に実施した。
琵琶湖の水を入れたコンクリート水槽(縦4メートル、横2メートル、深さ50センチ)で行った。水槽には、コカナダモ▽酸揮発性硫化物▽イトミミズ▽ユスリカ−のいずれかを入れ、コイ2匹を入れた場合と、コイを入れなかった場合で、どのように増減するかを調べた。
コイを入れた水槽では、コカナダモは開始時に1500グラムあったが、1カ月後にはゼロに。だが、入れなかった水槽では、3240グラムと倍増した。泥の中にたまる酸揮発性硫化物も、「コイあり」では1カ月後には7分の1にまで減ったが、「なし」では倍に増えた。同様に、「コイあり」に比べ「なし」では、イトミミズとユスリカの幼虫も増えた。
同試験場は「コイが重要な役割を担うことが確認できた。コイの増殖へ手だてを考えたい」としている。』
実験に使われたコカナダモや酸揮発性硫化物などは川の水質悪化を計る代表的なものでもありますから、これらをコイが退治するというのは前回紹介した「生態系が回り始める」との関係で、その一役を担っていることの証になりました。
その系を担う絡み合った多様な生物群は、やはりとっても大切ですね。
水質悪化を計るのに、貝に蓄積された含有物質を調べてみるという方法もあるそうです。
つまりこれは、貝が水質浄化をしている(汚物を吸収している)から調べられるということでしょう。
こういったことからも、前回紹介した「生態系の修復」が総合的に重要になってきます。
これは メッセージ 1675 (qtr3yy さん)への返信です.
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