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放置と改善、公と私

投稿者: qtr3yy 投稿日時: 2004/10/23 20:46 投稿番号: [1646 / 2229]
>クマの事件を見て思うのは、人間の失業者の問題ですね。喰えなくなった土木のおっちゃん達を吸収する雇用がどこかにあるのだろうか、と。

これと同じようなことが、あるイベントで一般参加者から提議されたことがありました。
そのときは、(無駄な公共事業を生みつづける)「国土交通省の退く道」ということで同じようにそこの職員たちの行き先を考えることでしたが、これは難題でしたね。
パネラーと一般参加者とのディスカッションで、(川の)環境問題の解決策をいろいろ探っているうちに、行き着くところへ行き着いたという感じでもありました。
ここまでくると、「(これは本来)彼ら自身が考えること」という意見ぐらいでした。

今回の件で感じるのは、一個人(該当者)が出てきたとたんそこに目が奪われがちなところがあり、そうなると全体(本質)が見えなくなってしまうという日本人特有の国民気質に影響するところが過去の例から見ても多くあります。

国は行政においてある運営費が足りなくなると、すぐ保険料や税金を上げて国民負担で済ませようとしますが、その前に無駄をなくせというのが国民としての正常な反応でしょう。

ここに目を向けないで放置していることで、これまで蓄積されてきた特殊法人や公益法人、公金流用着服などの諸問題が問題でなくなってしまい、「改善」とは無縁の世界になってしまいます。
私企業がその内部で無駄があろうが、いいかげんだろうが、それはその外部の多くの国民にはどうでもいいことですが、これが公共のこととなると話は別なのは当然です。

熊森協会もオンブズマンもそうですが、見慣れた光景に流されたままでは、彼らの存在意義がわからないでしょう。
国の仕組みには隙間があり、そこに問題があり、それを埋めるのがボランティアという市民団体だと思っています。
ある人物から見て察するように、利己的人間にはわからない世界です。

農林水産省(林野庁)の天下り先で特殊法人から独立行政法人に名を変えた「緑資源機構」でも見られるように、費用対便益もみず大規模林道を単に自己目的のみで造りつづける公と私を取り違えた環境破壊事業(1兆円の無駄)がまかり通っているのも、これらの諸問題が放置されたままだからです。
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