門外漢ではありますが・・・
投稿者: urara8888jp 投稿日時: 2003/07/23 20:03 投稿番号: [1005 / 2229]
問題を切り離して書き込みさせていただきます。
1.
針葉樹と広葉樹、どちらが斜面の大地をしっかりと掴むことができるのか?
この点を考えたとき、丁度いい論文がありました・・・URLを貼るのはあまり好きではないのでコピペしますね。(林業土木コンサルタンツという会社の独自論文みたいです。)
「木の根のはたらき」
治山研究室 伊藤 孝
根の深さは、みなさんが想像しているよりはかなり浅いのが実態です。木の高さが20mくらいあっても、根の侵入範囲はせいぜい1〜2mで、立地条件の良いところでも4m程度といわれています。(中略)根の広がり方はいろいろあって、浅く広くのびるものや太い根がまっすぐ下にのびるもの、太い根や細い根が混じり合って全体的に広く深くのびるものなどがあります。これは木の性質や土壌が深いか浅いか、または水分の環境にもよります。
「木の根のはたらき」を考えるとき根の広がり方と密度が問題になりますが、一般的には次の働きがあるとされています。
①根がしっかりと大地をつかむことによる「山崩れ防止の機能」
②根というよりは、木があることによる「山の表面浸食を防止する機能」
③地中に根が入って小さな孔隙をたくさん作るために生じる「水を多くためる機能」
この中で、今回は、山崩れを防ぐ機能を中心とします。
根がしっかりと大地をつかむといっても、前述したように1〜2mくらいの深さまでしか効き目はありません。それ以上の深さから山が崩れるとき、木の根は山崩れ防止には役立ちません。しかしながら、山崩れのきっかけは、表面の小さな崩れから始まりますから、山の表面を守るということは大変重要です。「木の根のはたらき」を考えるとき、木が混みすぎていても無駄が多くなり、少なすぎれば効果が薄くなりますから、単位面積当たりの本数が大切な要素になります。
昔から「裏山には竹を植えろ」ということわざがありますが、これは竹の根が山崩れ防止に大きな働きをすることをいったものです。木が山崩れの防止に役立つことは、古くから信じられてきましたが、その陰にはたゆまぬ先人の努力がありました。(中略)山に木があるか無いかといったことは、人間の努力でどうにでもなることなのです。この意味から、森を守り山崩れを防ぐということに我々がどれほど関与できるのかが分かると思います。
木の根には次のようなはたらきがあります。
①根が強いほど山崩れの防止に役立ちますが、木の年齢が高いほど根の強度は高くなります。
②木の根が深く入っていれば杭の作用をしますから山崩れ防止に役立ちます。そのためには垂下根(下方向にのびる根)が太く長い木が有利です。
③根の入り方が密なほど斜面の安定に効果を発揮します。
④根は土壌の上下方向を連結しますが、根がそれほど深くまで届かないため、横の連結も重要になります。
⑤深い根や浅い根があり、いろいろな深さに根が分布している森が望ましいことになります。
山崩れ防止に望ましい森は、深根性の木と浅根性の木が混じり合っていることが必要です。以下にその種類をあげておきます。
○深根性の木
アカマツ・クロマツ・モミ・ヒメコマツ・アオモリトドマツ・テーダマツ・ケヤキ・カシ・クリ・カシワ・クヌギ・カツラ・ミズナラ・コナラ・トチ・オニグルミ・アベマキ・トネリコ・マテバジイ・スダジイ
○浅根性の木
ヒノキ・サワラ・カラマツ・ヒバ・ツガ・コメツガ・コウヤマキ・エゾマツ・トウヒ・ミズキ・ブナ・シラカシ・ウラジロガシ・イチイガシ・ニセアカシア・ヤマハンノキ・カバ・ノグルミ・イヌシデ・ムクノキ・エンジュ・アカメガシワ・ハクウンボク・イヌザクラ
森には山崩れを防ぐ機能がありますが、これには限度があります。根の深さを超えるところからの山崩れは防ぐことができませんし、雨や山の傾斜が一定の限度を超えてしまっても山崩れは防げません。従って、そこでは森の働きと予防治山の工法を組み合わせることが必要になります。私たちは、もっと森のはたらきを理解し、森がその力を発揮できるような努力をしなければなりません。
出展http://www.jfec.or.jp/view1998_2.htm
2.
針葉樹の適正管理をすれば問題ないか?
適正管理には「下草刈り」も含まれると思います。すなわち、理想となるような針葉樹、広葉樹の混在する環境の創出は適正管理をもってしても難しいのではないのかな?・・・と個人見解では思ってます。
実際に、管理された針葉樹帯を歩いたこともありますが、やはり「暗い」です。
1.
針葉樹と広葉樹、どちらが斜面の大地をしっかりと掴むことができるのか?
この点を考えたとき、丁度いい論文がありました・・・URLを貼るのはあまり好きではないのでコピペしますね。(林業土木コンサルタンツという会社の独自論文みたいです。)
「木の根のはたらき」
治山研究室 伊藤 孝
根の深さは、みなさんが想像しているよりはかなり浅いのが実態です。木の高さが20mくらいあっても、根の侵入範囲はせいぜい1〜2mで、立地条件の良いところでも4m程度といわれています。(中略)根の広がり方はいろいろあって、浅く広くのびるものや太い根がまっすぐ下にのびるもの、太い根や細い根が混じり合って全体的に広く深くのびるものなどがあります。これは木の性質や土壌が深いか浅いか、または水分の環境にもよります。
「木の根のはたらき」を考えるとき根の広がり方と密度が問題になりますが、一般的には次の働きがあるとされています。
①根がしっかりと大地をつかむことによる「山崩れ防止の機能」
②根というよりは、木があることによる「山の表面浸食を防止する機能」
③地中に根が入って小さな孔隙をたくさん作るために生じる「水を多くためる機能」
この中で、今回は、山崩れを防ぐ機能を中心とします。
根がしっかりと大地をつかむといっても、前述したように1〜2mくらいの深さまでしか効き目はありません。それ以上の深さから山が崩れるとき、木の根は山崩れ防止には役立ちません。しかしながら、山崩れのきっかけは、表面の小さな崩れから始まりますから、山の表面を守るということは大変重要です。「木の根のはたらき」を考えるとき、木が混みすぎていても無駄が多くなり、少なすぎれば効果が薄くなりますから、単位面積当たりの本数が大切な要素になります。
昔から「裏山には竹を植えろ」ということわざがありますが、これは竹の根が山崩れ防止に大きな働きをすることをいったものです。木が山崩れの防止に役立つことは、古くから信じられてきましたが、その陰にはたゆまぬ先人の努力がありました。(中略)山に木があるか無いかといったことは、人間の努力でどうにでもなることなのです。この意味から、森を守り山崩れを防ぐということに我々がどれほど関与できるのかが分かると思います。
木の根には次のようなはたらきがあります。
①根が強いほど山崩れの防止に役立ちますが、木の年齢が高いほど根の強度は高くなります。
②木の根が深く入っていれば杭の作用をしますから山崩れ防止に役立ちます。そのためには垂下根(下方向にのびる根)が太く長い木が有利です。
③根の入り方が密なほど斜面の安定に効果を発揮します。
④根は土壌の上下方向を連結しますが、根がそれほど深くまで届かないため、横の連結も重要になります。
⑤深い根や浅い根があり、いろいろな深さに根が分布している森が望ましいことになります。
山崩れ防止に望ましい森は、深根性の木と浅根性の木が混じり合っていることが必要です。以下にその種類をあげておきます。
○深根性の木
アカマツ・クロマツ・モミ・ヒメコマツ・アオモリトドマツ・テーダマツ・ケヤキ・カシ・クリ・カシワ・クヌギ・カツラ・ミズナラ・コナラ・トチ・オニグルミ・アベマキ・トネリコ・マテバジイ・スダジイ
○浅根性の木
ヒノキ・サワラ・カラマツ・ヒバ・ツガ・コメツガ・コウヤマキ・エゾマツ・トウヒ・ミズキ・ブナ・シラカシ・ウラジロガシ・イチイガシ・ニセアカシア・ヤマハンノキ・カバ・ノグルミ・イヌシデ・ムクノキ・エンジュ・アカメガシワ・ハクウンボク・イヌザクラ
森には山崩れを防ぐ機能がありますが、これには限度があります。根の深さを超えるところからの山崩れは防ぐことができませんし、雨や山の傾斜が一定の限度を超えてしまっても山崩れは防げません。従って、そこでは森の働きと予防治山の工法を組み合わせることが必要になります。私たちは、もっと森のはたらきを理解し、森がその力を発揮できるような努力をしなければなりません。
出展http://www.jfec.or.jp/view1998_2.htm
2.
針葉樹の適正管理をすれば問題ないか?
適正管理には「下草刈り」も含まれると思います。すなわち、理想となるような針葉樹、広葉樹の混在する環境の創出は適正管理をもってしても難しいのではないのかな?・・・と個人見解では思ってます。
実際に、管理された針葉樹帯を歩いたこともありますが、やはり「暗い」です。
これは メッセージ 1004 (MUSHIMARU_9 さん)への返信です.
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