第2回「鯨の海構想」検討委員会(その2)
投稿者: r13812 投稿日時: 2012/06/29 21:40 投稿番号: [58452 / 62227]
2012年6月29日(金)
第2回 鯨の海構想検討委員会議事録概要(その2)
http://park.geocities.yahoo.co.jp/gl/mikumanoseikeijuku/view/20120629
開催日 平成23年2月17日 於:太地町公民館大集会室
委員 池田孝昭(㈱全旅代表取締役)
観光会社の立場から何点か指摘したい。
①宿泊やイベントなどの面で近隣地区との連携や役所分担を図ることにより相乗効果が生まれると考えられる。
②メディア報道は、過去形になる。メディアを先取りしたスケジュール調整が必要。
③夏場に特化した季節ピーク方はだめである。
④漁協直営スーパーの活用は可能性がある。ここでしかないものをしかけて、買い物ツァーの選択肢を用意するという考え方もある。
オブザーバー 杉森宮人(太地町漁業協同組合 参事)
漁協スーパー独自のものとしては、鯨肉、新鮮な魚介類の提供がある。外から来た人が入るとものの割には安いとよく言われる。また、独自の取り組みとして、老人世帯に弁当1個でも届けるようなコミュニティーサービスを行っている。
委員 中本康雄(近畿日本ツーリスト㈱和歌山支店長)
太地町は車で渋滞なしで3時間半かかる。従って、日帰り客の倍増は難しいので、宿泊客を増やす方向で考える方が良い。そのためには、勝浦との宿泊連携が当然想定され、プランニングの最初から勝浦の旅館組合等を一緒に考えていくべきである。
また、旧グリーピアの施設を宿泊施設そして使えないものか。
事務局
旧グリーピアについては、太地町、那智勝浦町が10年間の権利制限のなかで国から購入している。その期限まで5年あり、それまでは売却を含めて自由な利用に制約が係ることになる。
委員 北村豪(JTB西日本和歌山支店長)
最高のロケーションの日帰り施設、つまり、“鯨の海を見ながら食事ができるような施設”と旧グリーピアの活用がイメージとして浮かぶ。
米国アカデミー賞を取った「コーヴ」をはじめ、反捕鯨の面で、太地町は世界中に有名になった。これを逆手にとって、千載一遇のチャンスと捉え、内容の良い質の高いプログラム(体験、学習、夏以外の楽しみ方、イルカセラピー、買い物観光、食の観光など)を作っていく。良いと評価されたら、みんなが理解し、集まってくる。
委員 森川起安(南紀くろしお商工会長)
町商工会であるが、構想の目的達成のためには、早急に“地元+α”の協議会をつくるべきである。
委員 林克紀(くじらの博物館館長)
田辺、畠尻湾の小型鯨のいずれも、太地町立くじらの博物館から貸し出している。くじらの博物館自体は、40年ほど小型鯨類の飼育実績がある。今回の構想の運営主体と想定されている太地町開発公社も40頭ほど飼育している。
オブザーバー 白水博(前くじらの博物館副館長 獣医師)
①小型鯨類の購入費用は百万円/頭を想定しておけばよい。
②個々の個体の健康管理の面から、一旦イケスで慣らしてから放流すべきと考える。
③仕切り網であるが、網の運営管理が相当困難である。
・網への海藻の付着が大きな問題で、仕切り網は台船クレーンで引き上げて清掃が必要になるため、「クレーンで持ち上げ可能な網のユニット化」や「清掃・除去した付着海藻等の処理」等についての具体的計画が必要になる。
・現場の管理のための人材(意欲のある人材)の確保が必要である。
④小型鯨類の飼育に関しては、知識と経験を持つ「太地町立くじらの博物館」の職員が当たるべきである。
⑤調餌・投餌作業のために、現場にも冷凍・冷蔵車はあった方が良い。基本的には投餌は3回/日である。
委員 三原勝利(太地町議会議長)
構想案の内容、理念は十分理解できるので、議会としてもサポートしていきたい。
以上(敬称・略)
オブザーバー白水博氏の③番目の意見であるが海を知る者のアドバイスとして重く受け止めるべきであると思う。
鯨の海構想では森浦湾を約430mにわたって網で仕切るというのだが、これだけでも人件費を含め莫大な維持管理費が発生する。しかも網干鼻(あぼしのはな)は小さな低気圧が来ても波が高くなる場所で、仕切りだけ考えてもこの構想は、最初から無理がある。
作成者 美熊野政経塾 : 2012年6月29日(金) 07:57
第2回 鯨の海構想検討委員会議事録概要(その2)
http://park.geocities.yahoo.co.jp/gl/mikumanoseikeijuku/view/20120629
開催日 平成23年2月17日 於:太地町公民館大集会室
委員 池田孝昭(㈱全旅代表取締役)
観光会社の立場から何点か指摘したい。
①宿泊やイベントなどの面で近隣地区との連携や役所分担を図ることにより相乗効果が生まれると考えられる。
②メディア報道は、過去形になる。メディアを先取りしたスケジュール調整が必要。
③夏場に特化した季節ピーク方はだめである。
④漁協直営スーパーの活用は可能性がある。ここでしかないものをしかけて、買い物ツァーの選択肢を用意するという考え方もある。
オブザーバー 杉森宮人(太地町漁業協同組合 参事)
漁協スーパー独自のものとしては、鯨肉、新鮮な魚介類の提供がある。外から来た人が入るとものの割には安いとよく言われる。また、独自の取り組みとして、老人世帯に弁当1個でも届けるようなコミュニティーサービスを行っている。
委員 中本康雄(近畿日本ツーリスト㈱和歌山支店長)
太地町は車で渋滞なしで3時間半かかる。従って、日帰り客の倍増は難しいので、宿泊客を増やす方向で考える方が良い。そのためには、勝浦との宿泊連携が当然想定され、プランニングの最初から勝浦の旅館組合等を一緒に考えていくべきである。
また、旧グリーピアの施設を宿泊施設そして使えないものか。
事務局
旧グリーピアについては、太地町、那智勝浦町が10年間の権利制限のなかで国から購入している。その期限まで5年あり、それまでは売却を含めて自由な利用に制約が係ることになる。
委員 北村豪(JTB西日本和歌山支店長)
最高のロケーションの日帰り施設、つまり、“鯨の海を見ながら食事ができるような施設”と旧グリーピアの活用がイメージとして浮かぶ。
米国アカデミー賞を取った「コーヴ」をはじめ、反捕鯨の面で、太地町は世界中に有名になった。これを逆手にとって、千載一遇のチャンスと捉え、内容の良い質の高いプログラム(体験、学習、夏以外の楽しみ方、イルカセラピー、買い物観光、食の観光など)を作っていく。良いと評価されたら、みんなが理解し、集まってくる。
委員 森川起安(南紀くろしお商工会長)
町商工会であるが、構想の目的達成のためには、早急に“地元+α”の協議会をつくるべきである。
委員 林克紀(くじらの博物館館長)
田辺、畠尻湾の小型鯨のいずれも、太地町立くじらの博物館から貸し出している。くじらの博物館自体は、40年ほど小型鯨類の飼育実績がある。今回の構想の運営主体と想定されている太地町開発公社も40頭ほど飼育している。
オブザーバー 白水博(前くじらの博物館副館長 獣医師)
①小型鯨類の購入費用は百万円/頭を想定しておけばよい。
②個々の個体の健康管理の面から、一旦イケスで慣らしてから放流すべきと考える。
③仕切り網であるが、網の運営管理が相当困難である。
・網への海藻の付着が大きな問題で、仕切り網は台船クレーンで引き上げて清掃が必要になるため、「クレーンで持ち上げ可能な網のユニット化」や「清掃・除去した付着海藻等の処理」等についての具体的計画が必要になる。
・現場の管理のための人材(意欲のある人材)の確保が必要である。
④小型鯨類の飼育に関しては、知識と経験を持つ「太地町立くじらの博物館」の職員が当たるべきである。
⑤調餌・投餌作業のために、現場にも冷凍・冷蔵車はあった方が良い。基本的には投餌は3回/日である。
委員 三原勝利(太地町議会議長)
構想案の内容、理念は十分理解できるので、議会としてもサポートしていきたい。
以上(敬称・略)
オブザーバー白水博氏の③番目の意見であるが海を知る者のアドバイスとして重く受け止めるべきであると思う。
鯨の海構想では森浦湾を約430mにわたって網で仕切るというのだが、これだけでも人件費を含め莫大な維持管理費が発生する。しかも網干鼻(あぼしのはな)は小さな低気圧が来ても波が高くなる場所で、仕切りだけ考えてもこの構想は、最初から無理がある。
作成者 美熊野政経塾 : 2012年6月29日(金) 07:57
これは メッセージ 58432 (r13*12 さん)への返信です.
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