その1
投稿者: kujira11111 投稿日時: 2004/12/15 12:04 投稿番号: [5708 / 62227]
なにやらIWCを脱退して北西太平洋で捕鯨をしようという話が出ているらしいが、本気で出来るとでも思っているのでしょうか?
もし出来るのであれば、とっくの昔にやっているでしょう。
では、何故やらなかったか?
簡単ですね。
公海だからです。
公海は誰のものでもなく、必要に応じて誰でも利用できるところですが、利用するためには国連海洋法条約に従わなければなりません。
既に海洋法やら南極条約やらが出ていますので省略しますが、詰まるところIWCを脱退したところで、IWC条約に拘束されなくなるだけで他の条約の拘束は受けます。
こんなことは関係者の間でも初期の段階で話し合われているはずですし、無理だということが分かっているからやらないだけです。
IWCだけではなく、様々な国際法のルールに則り、商業捕鯨再開を、モラトリアム解除を訴えることが至極当然ではないでしょうか?
国際間の協議が必要である公海に関して「ここが気に入らないから辞めて別に会社を作ります」という訳にはいかないのです。
気に入ろうが入るまいが、その国際条約機構に在している限りは、その中で協議するべきだし、脱退した場合には、関連する他の条約に従うべきではないでしょうか?
条約の拘束力は、加盟している全ての国に対して有効で、条約に違反した場合には、その条約機構の判断によって制裁措置が科されるべきでしょう。
前記しましたが、IWCを脱退してその条約に拘束されなくなっても、国連海洋法条約に拘束されている限り、北西太平洋や南氷洋を含む全ての公海での商業捕鯨は不可能なのです。
これを犯して商業捕鯨を行えば、制裁処罰の対象となります。
また、如何なる拘束をも受けなくて済む方法もあります。
それは、捕鯨に関する全ての国際条約機構から脱退することですが、それこそ国際的な非難の的になるでしょうし、どなたかが書いていましたが「国連常任理事国入り」を目指して散財してきたことが無駄になり、各省庁との関係が悪化することになります。
対外的なことばかりではなく、国内の様々な事情も絡み合っている捕鯨問題に関して、現状からの改善を求めるのならば、IWCに留まり、その中で努力をするのが一番の良策なのです。
これは メッセージ 1 (whale_ac さん)への返信です.
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