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第4回議事概要(6月20日)(8)

投稿者: r13812 投稿日時: 2011/08/02 00:47 投稿番号: [55315 / 62227]
○大久保東海大学海洋学部専任講師
ご質問、コメントをありがとうございました。
まず、RMSの完成が半永久的に遅れていて、商業捕鯨再開が先行きが見えないと。
その中でRMPを尊重と言ってもしようがないということだったと思うのですけれど
も、そうしますと、南氷洋での商業捕鯨の再開自体ができないということであれば、
それこそできない目標を掲げ続けるというのは、やはり説明責任という意味ではよく
ないのではないかというのが私の考えです。それでも食料としてとるのだということ
であれば、それはそれでいいと思うのですけれども。じゃあ、商業捕鯨の再開のため
の鯨類捕獲調査なのかというと、それはやっぱりニュアンスとしてかなり意味合いが
違うのではないかということ。
そして、RMSの完成に関しましても、非常に状況がどんどん悪くなっていってしま
っていると。以前でしたら、スウェーデンとかスイスなんかの方に聞くと、やっぱり
RMPが完成しているのにずるずると認めないというのは、自分としては違和感が非
常に強いと言っている方もおりましたけれども、EUが統一のポジションをとるよう
になってしまったので、それは非常に厳しいというのはおっしゃるとおりだというふ
うに思っております。
もう一つ、食文化言説のルーツということで、それがどうして悪いのかということで、
いい悪いを論じたいわけではなくて、日本の食文化として認識をしていくという上で、
その出自といいますか、それは確認しておいたほうがいいのではないかというのが1
つと、食料、たんぱく質と言うときと文化と呼ぶときというのは、やはりかなりニュ
アンスがこれもまた違うと。どうしても文化である、そして正当であるということだ
けになってしまうと、丸かバツかの議論になっちゃうということで、要は量の問題、
例えば鯨肉をどのぐらい供給すべきなのかと。そして、そのためにどのぐらい外交コ
ストを、もしくは規制コストをかけるべきかという問題が受け入れるべきかというか、
屈するのか対抗するのかというような問題設定になってしまうということでは、これ
はちょっとよくないのではないかということで、具体的に丸かバツかの議論というの
を脱却していくという上で、少し相対化する必要があるのではないかと思っておりま
す。
もう一つ、クジラと漁業の競合説に関して、アフリカ諸国などの支持を得られた理由
となっているのではないかと申し上げましたけれども、これに関してはもちろん食料
政策ということもあるかと思います。私がこのように書きました根拠は、やはりIW
Cの交渉に参りますと、こんなに魚を食べてしまっているというふうに口をそろえて
皆さんおっしゃるということで、もともとは仮説として披露したのかもしれませんけ
れども、それがやはりみんな受け入れてしまうということになると、それが検証され
ていないという時点で、転換していくというのが難しい。やっぱり違うのではないか
というときにはしごを外すということになりますので、それは少し問題かなというふ
うに感じております。
以上です。
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