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「非捕殺で出来るもん」と大見得切った豪↓

投稿者: toripan1111 投稿日時: 2011/06/30 22:27 投稿番号: [54638 / 62227]
が、「   S   O   R   P   」   でクロミンクへの衛星発信機取り付けどころか、バイオプシー採取も出来なかったのは、何故なんでしょう?と疑問を持つ反捕鯨ちゃんが居ないのは何故なんでしょうか・・・?w↓


http://nekotu0710.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/nz-1610.html

http://www.e-kujira.or.jp/geiron/ohsumi/3

2010年07月21日

非致死的調査だけでは,南極海の鯨類調査は成功しないことが証明された

財団法人 日本鯨類研究所・大隅清治 顧問


〜非致死的調査のひとつである,バイオプシー標本の採集については,AWE は SB で接近するか,速度を落とした TA に接近した個体に対して実施し,動作の鈍いザトウクジラ 64 個体と,大型で呼吸の際に長い間水面に背面を現すナガスクジラ 1 個体について成功した。しかし,採集地がバレニー諸島の狭い海域に集中しているので,ザトウクジラの場合には,同一個体から複数の標本を採集した可能性が否めず,頭数は多くとも,標本は系群の分布と分離にあまり役立ちそうもない。

  一方,小さく,動作が敏捷で,瞬時にしか水面に姿を表わさない,


  ク   ロ   ミ   ン   ク   ク   ジ   ラ   に   対   し   て   は   ,


ザトウクジラとほぼ同じ発見数があったにも拘らず,


  1   頭   も   バ   イ   オ   プ   シ   ー   標   本   が   得   ら   れ   な   か   っ   た   。


この結果は,AWE の調査方法が,


南   極   海   生   態   系   の   主   要   構   成   鯨   種   で   あ   る  


ク   ロ   ミ   ン   ク   ク   ジ   ラ   に   対   し   て   は   役   に   立   た   な   い   こ   と   を   証   明   し   た   こ   と   に   な   る   。


  これに対して,2004/05 年度の JARPA では,ザトウクジラ 38 頭,ナガスクジラ 2 頭,ミナミセミクジラ 1 頭のバイオプシー標本を採集しており,440 頭のクロミンククジラを捕獲して多種の組織標本を採集しており,その採集効率は AWE と比較にならないほど高い。

AWE は 61 頭のザトウクジラに対して自然標識したと報告しているが,他の鯨種についての記載がない。この結果は,ザトウクジラ以外の鯨種に対しては,AWE 方式による自然標識法が有効でないことを意味している。これに対して,2004/05 年度の JARPA では,62 頭のザトウクジラ,5 頭のシロナガスクジラ,3 頭のミナミセミクジラに自然標識をしており,JARPA が非致死的調査にも努力しており,AWE よりも効率的に自然標識を実施していることが理解される。

AWE は,ザトウクジラに対して,30 器の衛星標識を装着し,その内の 9 器が電波を発信することに成功し,さらに 1 器だけが 5 月 25 日現在,84 日間位置情報を送り続け,この個体がその間南極海に止まっていたと報告している。南極海で鯨類の衛星標識に成功したことは祝うべきであるが,AWE 方式で


衛   星   標   識   の   装   着   に   成   功   し   た   の   は   ,   ザ   ト   ウ   ク   ジ   ラ   だ   け   で   あ   り   ,   他   の   鯨   種   に   対   し   て   全   く   装   着   で   き   な   か   っ   た  


ことは,問題にするべきである。



JARPA を南極海から排斥すれば,   鯨   類   資   源   の   世   界   の   宝   庫   で   あ   る   南   極   海   は   ,鯨類科学の進歩と人類の福祉の向上にとって,暗黒の海洋となる。一方,


J   A   R   P   A   に   見   合   う   規   模   と   精   度   の   調   査   を   非   致   死   的   方   法   だ   け   で   実   施   す   る   と   す   れ   ば   ,   巨   額   の   調   査   費   を   必   要   と   す   る   こ   と   に   な   る   。


反捕鯨国が南極海の鯨類資源調査のために,そのような巨額の調査費を支出するかは,甚だ疑問である。国際捕鯨取締条約 第 8 条に基づいて,致死的調査と非致死的調査を組み合わせて実施する,JARPA 型の鯨類捕獲調査こそが,南極海における鯨類資源の調査法として最も現実的であり,効率的に大きな成果が上がることを,今回の AWE が図らずも証明してくれた。
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